東京感動線

ともに暮らすことが絆を生み
多様性の入り口を開く
001 多様性の入り口篇

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RYOZAN PARK 巣鴨

RYOZAN PARK オーナー竹沢 徳剛さん
竹沢 徳剛さん
交流・体験
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シェアハウスとシェアオフィスを融合した「RYOZAN PARK巣鴨」。
住民たちはともに笑い、泣き、汗をかく。
そんな暮らしの中から生まれる絆が人生を豊かにする。

志ある者が世界から集まり刺激を受け合い成長する場

2012年に生まれた「RYOZAN PARK巣鴨」。
その名は、中国・明代の長編小説『水滸伝』の故事から、英傑の集う場所とされる梁山泊に由来する。
デザイナー、医師、弁護士、記者、NPOスタッフなど住民の職種はさまざま。これまでに暮らした人数は150名以上、出身地も15カ国を超える。彼らに共通するのはただひとつ、志をもっていること。

「ここは、日本の未来へ向けた、志をもつ国内外の若者たちを受け入れる場所。私は、入居希望者の内覧に必ず立ち会い、自分の想いを伝えた上で聞くんです。あなたの夢はなんですか、と」
(オーナー・竹沢徳剛さん)

住民たちは、住民会議で日常について話し合うほか、誰となく集まってパーティを開いたり、夢を語り合うことも。
秋には運動会で一緒に汗を流し、正月にはおせちを食べて年のはじまりを祝う。
そこには元住民たち、そして竹沢さん一家の姿もある。ともに暮らす中で喜怒哀楽をシェアし、受け合う刺激は、新しいビジネスアイデアや人生の次のステップに踏み出すきっかけにつながる。退去理由の多くは、海外転出か住民同士での結婚によるものだという。

「退去後も、里帰りのように、みんな集まります。私の仕事は、大家として建物を管理することではなく、住民と人生の楽しみをシェアすること。歳をとっても彼らと酒を酌み交わし、切磋琢磨し合う仲でいたいと思っています」

1)館内には世界的なアーティストによる壁画もある。
2)シェアハウス専有部の一例。
3)住民専用のリビング。住民は「RYOZAN PARK大塚」のコワーキングスペース(6階)も無料で利用できる

フロア案内

シェアハウスは全41室。シェアオフィスはプライベートオフィスとブースオフィスがある。
シェアハウス、シェアオフィスともに3階は女性専用。共有部には週5回、清掃が入る

アクセス

所在地:東京都豊島区巣鴨1-9-1
Tel:03-6912-0304
料金:シェアハウス7万5,000円〜10万8,000円(共益費1万5,000円、保証金5万円、礼金は賃料+共益費1ヶ月分)/プライベートオフィス5万5,000円〜12万5,000円(保証金2ヶ月分)/ブースオフィス3万円〜3万5,000円(保証金2ヶ月分)/ジム:5,000円(居住者は無料)
問:sugamo@ryozanpark.jp
https://www.ryozanpark.com/

RYOZAN PARK オーナー 
竹沢 徳剛さん

竹沢 徳剛さん

大学卒業後、ワシントンDCのアメリカン大学大学院を経て地元新聞社の記者となる。
東日本大震災をきっかけに帰国。
2012 年「RYOZAN PARK巣鴨」、2014年「RYOZAN PARK大塚」を開設。

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