リゾートしらかみ(橅/青池/くまげら)

運行路線図

絶景を求めて
五能線の旅へ

リゾートしらかみ(橅/青池/くまげら) 

※現在ORAHOカウンターは営業終了しております。

[青森県・秋田県]

車窓に広がる絶景

世界自然遺産白神山地と風光明媚な日本海を走る五能線「リゾートしらかみ」。
車窓に広がる四季折々の景色をお楽しみください。

絶景とグルメで
“ここでしかあじわえない旅”を

「ごのたび(うけとりっぷ)」

スマートフォンから事前に沿線のおいしいお店の商品を事前に予約・決済し、乗車当日に駅のホームなどで受け取りいただけるサービスです。

自然との共生

自然との共生を目指し、ハイブリッドシステムを採用した「リゾートしらかみ『橅』編成」は、橅の木立ちをグラデーションで表現し、ナチュラルなグリーンの濃淡で優しい木漏れ日を感じさせるデザイン。内装には秋田産の杉や青森ヒバなど沿線の木材をふんだんに取り入れ、温かみと安らぎを演出します。

運行路線図
デビュー年
青池:1997年4月(2010年12月リニューアル)
橅:2003年4月(2016年7月リニューアル)
くまげら:2006年3月
運行区間
青森駅〜秋田駅

沿線ガイド Travel Guide

リゾートしらかみが走る沿線各地の
オススメスポットをご紹介します。

リゾートしらかみ(橅/青池/くまげら)の運行ルート地図
  • 沿線スポット2:千畳敷
  • 沿線スポット3:一度見たら忘れられない夕陽の絶景
  • 沿線スポット4:不老ふ死温泉
  • 沿線スポット5:十二湖トレッキング
  • 沿線スポット6:ホームでシュート
  • 沿線スポット8:千秋公園
  • 沿線スポット12:東能代駅 壁画
  • 沿線スポット14:八森いさりび温泉「ハタハタ館」
  • 沿線スポット15:留山
  • 沿線スポット16:青池
  • 沿線スポット18:円覚寺
  • 沿線スポット21:高山稲荷神社
  • 沿線スポット22:木造駅
  • 沿線スポット23:モホドリ蒸留研究所
  • 沿線スポット24:鶴の舞橋
  • 沿線スポット25:板柳町ふるさとセンター
  • 沿線スポット27:道の駅いなかだて「弥生の里」
  • 沿線スポット28:弘前公園
  • 沿線スポット29:青森県立美術館
  • 沿線スポット30:青森市文化観光交流施設<br>「ねぶたの家 ワ・ラッセ」
写真:千畳敷
千畳敷
写真:千畳敷

千畳敷

寛政4年(1792年)の地震によりできた岩浜で、日本海を望む景観のよさから「日本の夕陽百選」に認定されています。その昔、殿様が千畳の畳を敷き、酒宴をしたといわれる岩棚が広大に続いています。

アクセス
JR五能線「千畳敷駅」から徒歩約1分
写真:一度見たら忘れられない夕陽の絶景
一度見たら忘れられない夕陽の絶景
写真:一度見たら忘れられない夕陽の絶景

一度見たら忘れられない夕陽の絶景

緩やかなカーブを描く海岸線、見渡す限りの大海原…。車窓から壮大な眺めを満喫できる深浦エリア。リゾートしらかみは一部区間で速度を落として運転します。深浦は「日本の夕陽百選」に選ばれた「夕陽の町」としても有名。事前に日没時刻を調べ、夕陽鑑賞を楽しむ乗車もおすすめです。

写真:不老ふ死温泉
不老ふ死温泉
写真:不老ふ死温泉

不老ふ死温泉

不老ふ死温泉は日本海側の深浦町の艫作崎(へなしざき)海岸、日本海に面した黄金崎の突端に位置しています。この地は昔から温泉が湧き、地元の人は岩場を浴槽のように掘って風呂代りにしていたといわれています。1971年に「ここで養生すれば、老いたり弱ったりしない」ということから「不老ふ死」と命名されました。周辺にはヤブツバキの北限の群生地として柳田国男が紹介した「椿山」や聖徳太子の作とされる十一面観音が安置されている「円覚寺」などがあります。

アクセス
JR五能線「ウェスパ椿山駅」から送迎バス約5分(要予約)
写真:十二湖トレッキング
十二湖トレッキング
写真:十二湖トレッキング

十二湖トレッキング

大小さまざまな湖沼が点在する十二湖。秋の鶏頭場の池は人気スポット。一部のリゾートしらかみの発着に合わせ、バスを運行しています。

アクセス
五能線「十二湖駅」から車約15分
写真:ホームでシュート
ホームでシュート
写真:ホームでシュート

ホームでシュート

高校バスケットボールの名門校があるバスケの街・能代。ホームに停車したらバスケのゴールでシュート体験を。

写真:千秋公園
千秋公園
写真:千秋公園

千秋公園

藩政時代、秋田藩(久保田藩)を治めた佐竹氏の居城跡。

アクセス
秋田駅から徒歩約15分
写真:東能代駅 壁画
東能代駅 壁画
写真:東能代駅 壁画

東能代駅 壁画

東能代駅に新たな映えスポットが誕生。「能代・五能線・リゾートしらかみ」をテーマに秋田市出身のアーティストKuRumi氏が手がけた繊細でダイナミックな壁画アート。

アクセス
JR東能代駅1番線ホーム
写真:八森いさりび温泉「ハタハタ館」
八森いさりび温泉「ハタハタ館」
写真:八森いさりび温泉「ハタハタ館」

八森いさりび温泉「ハタハタ館」

海を一望できる舟型の露天風呂がユニークな温泉宿。豊富なおみやげも揃っている。
※毎月第4火曜日は休業となります。

アクセス
あきた白神駅から徒歩約3分
写真:留山
留山
写真:留山

留山

地域住民の水源の森として大切に守られてきたブナ林

アクセス
あきた白神駅から車で約30分
写真:青池
青池
写真:青池

青池

一度見たら忘れられない鮮やかさは、青インクを流し込んだようだと表現されることも

アクセス
十二湖駅からバスで約15分
※路線バスは冬期間(12月1日~3月31日)は運行しませんのでご注意ください。
写真:円覚寺
円覚寺
写真:円覚寺

円覚寺

日本唯一の「北国船の船絵馬」をはじめ、70点もの船絵馬を所蔵。多くの寺宝や見事な曼荼羅など、隅々まで見ごたえがある。

アクセス
深浦駅から徒歩約20分
写真:高山稲荷神社
高山稲荷神社
写真:高山稲荷神社

高山稲荷神社

赤い鳥居が幾重にも続く、霊感あらたかなパワースポット。海風を受けながら、この謎めいた世界を感じさせる異空間にひたりたい。

アクセス
木造駅から車で約30分
写真:木造駅
木造駅
写真:木造駅

木造駅

「亀ヶ岡石器時代遺跡」から出土した遮光器土偶(愛称:しゃこちゃん)の巨大モチーフを外壁に飾った独特な駅舎。

写真:モホドリ蒸留研究所
モホドリ蒸留研究所
写真:モホドリ蒸留研究所

モホドリ蒸留研究所

青森県産のりんごを原料にブランデーを製造。直営店併設の工場で、蒸溜設備や作業の様子を見学しながら買い物ができる。ブランデーは試飲可能。ソフトドリンクの販売も。

アクセス
五所川原駅から徒歩約5分
写真:鶴の舞橋
鶴の舞橋
写真:鶴の舞橋

鶴の舞橋

地元青森のヒバの木材を使用。木造の三連太鼓橋としては、全長300mと日本で最も長い。その名の通り、鶴が翼を広げたような美観は、鶴田町の自慢だ。
※鶴の舞橋は、老朽化による補修工事のため2024年9月1日から2025年3月31日までの間、全面通行止めとなり渡ることができません。ただし、通行止め期間中も鶴の舞橋の見学は可能です。

写真:板柳町ふるさとセンター
板柳町ふるさとセンター
写真:板柳町ふるさとセンター

板柳町ふるさとセンター

りんごの品種見本園ともぎ取り体験・資料館・クラフト体験、コテージ等、学んで遊んで泊まって、1日中楽しめる。

アクセス
板柳駅から車で約5分
写真:道の駅いなかだて「弥生の里」
道の駅いなかだて「弥生の里」
写真:道の駅いなかだて「弥生の里」

道の駅いなかだて「弥生の里」

産地直売センターでは、地元の新鮮な野菜や果物、特産品を販売。大型のコンビネーション遊具やパターゴルフ等があり、子供から大人まで楽しめる。
※遊具施設は第3火曜日(祝祭日の場合は翌日)は休館となります。

アクセス
弘南鉄道弘前駅から電車で約28分、田舎館駅から徒歩約15分
田んぼアート駅下車後徒歩約5分(4月〜11月のみ停車)
写真:弘前公園
弘前公園
写真:弘前公園

弘前公園

江戸時代の天守・櫓・門などが残り、史跡に指定されている弘前城跡。夏には本丸西にある蓮池に見事な蓮の花が咲く。水面に浮かぶ涼しげな景色を見ながら散策するのも一興。

アクセス
弘前駅からバスで約15分
写真:青森県立美術館
青森県立美術館
写真:青森県立美術館

青森県立美術館

板画家の棟方志功、美術家の奈良美智の作品など青森県出身作家の作品を多数収蔵。2027年3月までシャガールの巨大な舞台背景画「アレコ」全4作品を一度に鑑賞できる。

アクセス
新青森駅から車で約10分または新青森駅東口バス停からルートバスねぶたん号で11分(「県立美術館前」下車)
青森駅から車で約20分または青森駅前⑥番バス停から青森市営バスで約20分(「三内丸山遺跡」行き「県立美術館前」下車)
写真:青森市文化観光交流施設<br>「ねぶたの家 ワ・ラッセ」
青森市文化観光交流施設
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」
写真:青森市文化観光交流施設<br>「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

青森市文化観光交流施設
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

青森ねぶた祭に出陣した迫力ある大型ねぶたを展示しているほか、ねぶたの歴史や制作技術などを紹介。お囃子やハネト体験なども楽しめる。

アクセス
青森駅から徒歩すぐ

列車紹介 Introduction

開放感ある車内から、雄大な白神山地や夕陽が沈む日本海など、美しい風景をのぞめます。
内装にはシンボルツリーの橅をはじめ、秋田産の杉、青森ヒバなど沿線の木材をふんだんに使っており、大自然を感じながらの旅を楽しめます。

「橅」編成

世界自然遺産白神山地、夕陽が沈む日本海…
絶景シーン連続の五能線に自然環境に優しいハイブリッドシステムの新型車両「橅(ブナ)」編成がデビュー。
皆さまを大自然に包まれる旅へとご案内します。

デザイン
エクステリア

橅(ブナ)の木立をグラデーションで表現し、ナチュラルなグリーンの濃淡で優しい木漏れ日を感じさせるデザインです。

インテリア

開放感ある車内から、雄大な白神山地や夕陽が沈む日本海など、美しい風景をのぞめます。
内装にはシンボルツリーの橅をはじめ、秋田産の杉、青森ヒバなど沿線の木材をふんだんに使っており、
大自然を感じながらの旅を楽しめます。

ハイブリッドシステム

ディーゼルエンジンとリチウムイオン蓄電池を組み合わせ、駆動力に電気モーターを使用します。発車時は蓄電池充電電力を使用し、加速時はディーゼルエンジンが作動して発電機を動かし、蓄電池電力と合わせてモーターを回転させます。減速時はモーターを発電機として利用し、ブレーキエネルギーを電気に変換して蓄電池に充電するシステムです。
従来の「橅」編成と比較して、燃料消費率の低減や排気中の窒素酸化物(NOx)などの約60%の低減が見込まれるほか、駅停車時および発車時の騒音も低減できます。

新型リゾートしらかみ「橅」編成概要 (HB-E300系)
編成 4両編成
定員 142名(座席106名、半個室4名×9=36名)
主な設備 1号車

座席・展望室・イベントスペース・シンボルツリー

2号車

ボックス席

3号車

座席・シンボルツリー

4号車

座席・展望室・イベントスペース・シンボルツリー

全車両共通

車内案内表示器あり・液晶表示器あり・LED照明

動力 ディーゼルハイブリッドシステム

車内紹介

展望室・イベントスペース

【1・4号車】<橅>

1・4号車に設置の展望室は、ブナコや秋田木工といった秋田・青森県産の工芸品やシンボルツリーにより非日常的な空間を演出するイベントスペースです。

普通車指定席

【1・3・4号車】<橅>

暖色が華やかなシートは東北の夏祭りをイメージしたデザイン。

ボックス席

【2号車】<橅>

明るいイメージのボックス席は従来よりも眺望性を高め、さらに開放感ある空間へ。沿線の美しい景色を眺望できます。 ブナコ製の照明も備え付けており、温かみと安らぎも感じられます。

車両編成

橅(ブナ)開く

  • ※2号車1・3・15・17番席のみ、座席をフルフラットに組み換えできます。

列車の楽しみ方 How to Fun

雄大な白神山地や日本海の絶景を楽しむほかに、
車内では、沿線の郷土芸能を楽しめるイベントを実施しています。
また、事前に沿線のおいしいお店の商品を事前に予約・決済し、乗車当日に駅のホームなどで受け取りいただけるサービスもご利用いただけます。

五能線モバイルオーダー
「ごのたび(うけとりっぷ)」

リゾートしらかみご利用のお客さま向けのサービスです。
五能線沿線のお店のおいしいお弁当やスイーツ・ドリンク等のご予約はいかがでしょうか

ご予約はこちら


「リゾートしらかみ」では、地元の方々が列車に乗り込み、地元でしか買えない特産品をお客さまとふれあいながら販売する「ふれあい販売」が大変好評を得ております。ぜひリゾートしらかみ車内や駅ホームにおいて、五能線ならではの「ふれあい販売」をお楽しみください。

ふれあい販売について詳しく知る

おもてなし

車内イベント

各種車内イベントを開催しております。

津軽伝統 金多豆蔵(きんたまめじょ)人形芝居

「金多豆蔵人形芝居」は津軽鉄道終着駅(津軽中里駅)を拠点に行われている青森県中泊町の無形民俗文化財。「金多」と「豆蔵」のコミカルな漫才をゆっくりとご覧ください。

●1号:五所川原駅〜弘前駅間
●4号:新青森駅〜弘前駅間

【実施日】
・4月6日、12日、20日、26日
・5月11日、17日、24日、25日、31日
・6月1日、14日、15日、21日、23日、24日、27日、28日
・7月1日、2日、6日、11日
・9月13日、14日、20日、21日

津軽弁「語りべ」実演

津軽に古くから伝わる昔話を、地元の言葉でやさしく語ります。雄大な岩木山を望みながら聞く津軽弁は、貴重な旅の思い出になるでしょう。

●3号・4号:陸奥鶴田駅~川部駅間
【実施日】
・4月12日、13日、19日、20日、26~30日
・5月1~6日、10日、11日、17日、18日、24日、25日、31日
・6月1日、14日、15日、21~30日
・7月1~5日、6日、19~21日、26日、27日
・8月2日、3日、9~11日、16日、17日、23日、24日、30日、31日
・9月6日、7日、14日、15日、20日、21日、23日、25~30日
●2号:陸奥鶴田~川部駅間
【実施日】
・3月29日、30日
・4月5日、6日
・6月7日、8日
・7月12日、13日

※語りべは2名です。

津軽三味線生演奏 / 演奏体験

津軽三味線の生演奏をリゾートしらかみで体験。独特の速いテンポで叩きつけるようにバチを弾き、「津軽じょんから節」など代表的な民謡を演奏します。一部列車では三味線演奏者のレクチャーのもと、実際に津軽三味線の演奏体験をすることができます。

『津軽三味線生演奏』
●1号・2号・3号:鯵ケ沢駅~五所川原駅間

【実施日】
・4月~9月 リゾートしらかみ運転日
●1号・2号:鯵ケ沢駅~五所川原駅間
【実施日】
・3月29日、30日

※演奏者は2名です。


『津軽三味線演奏体験』
●2号:鯵ケ沢駅~深浦駅間

【実施日】
・4月5日、6日、12日、13日、19日、20日、25~30日
・5月1~6日、10日、11日、17日、18日、24日、25日、31日
・6月1日、7日、8日、14日、15日、21日、22日、28日、29日
・7月5日、6日、12日、13日
・9月13~15日、20日、21日、27日、28日
●1号:深浦駅~鰺ケ沢駅間
【実施日】
・7月19~21日、26日、27日
・8月2日、3日、8~17日、23日、24日、30日、31日
・9月6日、7日


※混雑状況により体験できない場合がございます。

  • ※諸事情により実施できない日もございますので、あらかじめご了承ください。

時刻表・運転日 Route & timetables / calendar

ご利用方法 How to Board

きっぷの発売方法について

発売箇所

「リゾートしらかみ」は全車指定席(禁煙)です。ご利用の際は事前に指定席券をお買い求めください。
車内でのご購入はできません。

  • ご利用日の1ヶ月前の午前10時よりJRの主な駅のみどりの窓口および指定席券売機で発売いたします。
  • 「えきねっと」(会員登録が必要)での発売もございます。

アクセスマップ

秋田から

首都圏から秋田新幹線「こまち」で秋田駅へ。秋田駅から「リゾートしらかみ」に乗り継いで、東能代駅から五能線に入ります。白神山地を車窓から望み、あきた白神駅の付近から左手に日本海を眺めながら青森方面へと向かいます。途中の各駅で、ご当地グルメや温泉入浴などをご堪能ください。

青森から

首都圏から東北新幹線「はやぶさ」で新青森駅へ。新青森駅で「リゾートしらかみ」に乗り継いで、五能線へ向かいます。弘前からは岩木山を左に見ながら、鰺ケ沢駅からは日本海を右に、左手には白神山地を眺めながら快適な列車の旅をお楽しみください。

パンフレット

  • 絶景に逢いに行く 五能線の旅
  • ※画像はイメージです。