東京感動線

“できない”を“できる”に変えて
孤独を解消する分身ロボット
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オリィ研究所「OriHime」

オリィ研究所「OriHime」代表取締役CEO吉藤オリィさん
吉藤オリィさん
交流・体験
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“分身”による社会参加で
人と人との関係性を提供

分身ロボット「OriHime」を開発した吉藤オリィさんが目指すのは、“テクノロジーで人類の孤独を解消する”こと。何らかの理由で「移動」、「対話」、「役割」を失い、社会に参加できないことが孤独の原因であると考え、これらの課題を解決するツールとして、分身ロボットによる社会参加を提唱する。
「OriHime」は、遠隔操作で周囲を見回したり、身ぶりを交えつつ会話に参加したりできる。パソコンなどの通信機器とは異なり、離れた場所にいながらも“その場にいる”感覚を共有できるのが特長だ。「とはいえ、分身ロボットはあくまでツールです。私たちが最終的に提供したいのは、人それぞれに合った関係性。友達をつくることや、居場所をつくることはできませんが、それらを平等に後押しし、人生を豊かにする関係性を提供する技術、私たちはこれをリレーションテクノロジーと呼んでいます」

【画像1】
身体障がいなどで外出困難な人でも、接客などの就労を可能にした「OriHime-D」
6月には東京・日本橋に常設の分身ロボットカフェを開業予定
 
 
 
 
 

アクセス

所在地:東京都港区芝5-1-13 三ツ輪三田ビル6F

https://orylab.com

オリィ研究所「OriHime」代表取締役CEO 
吉藤オリィさん

吉藤オリィさん
よしふじ・おりぃ。 高校在学中より科学技術分野で数々の賞に輝き、高等専門学校で人工知能を学んだ後、早稲田大学創造理工学部へ進学。在学中、「OriHime」を開発。 2012年、株式会社オリィ研究所を設立

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