五稜郭の戊辰戦争の時代に始まり、青函連絡船が廃止された1988年(昭和63年)までの時代をたどる旅。明治、大正、昭和という時代の流れと共に、函館、大館、小坂、弘前、青森の歴史を感じる名所をお楽しみいただける旅のご紹介です。
特別史跡五稜郭跡
函館市
戊辰(ぼしん)戦争最後の戦いである箱館(はこだて)戦争の舞台となった星形城郭で、道南有数の桜の名所としても知られています。冬になるとお堀がライトアップされ、隣接する五稜郭タワー展望台から眺めると星形に浮かび上がる幻想的な景色を楽しむことができます。
函館市縄文文化交流センター
函館市
国宝「中空土偶」を見ることができます。周辺には、世界文化遺産に登録された、垣ノ島遺跡や大船遺跡もあります。
桜櫓館
大館市
大館町長を務めた桜場文蔵氏が1933年(昭和8年)に建てたもので、たびたび大火に見舞われた大館旧市街地にあって、奇跡的に残った昭和初期の貴重な木造建築です。建物は、木造2階建の洋室を備えた和風住宅で、四方にガラス窓を配した展望台は、2階の屋根から突き出るように見える特徴を持ち、複雑で変化に富んだ外観です。
康楽館
小坂町
1910年(明治43年)建築の国指定重要文化財。外観は洋館、館内は純和風の芝居小屋。常打芝居が4月下旬〜11月上旬に上演されており、昔ながらの舞台装置などの見学もできます。
小坂鉱山事務所
小坂町
1905年(明治38年)建築の国指定重要文化財。現在も生きた産業遺産として小坂鉱山繁栄の資料を展示。また、館内ではレンタルドレス(有料)で記念写真撮影が楽しめます。
津軽藩ねぷた村
弘前市
一年中、実物大の弘前ねぷたを展示しており、津軽三味線の生演奏を毎日聴くことができるほか、民工芸制作実演コーナーなど津軽の文化が体験できます。また、国の登録記念物に指定されている、大石武学流の日本庭園「揚亀園」は必見です。
アップルパイ
弘前市
「りんごの街弘前」では、市内40店舗以上で個性豊かなアップルパイが味わえます。
こぎん刺し
弘前市
津軽地方に古くから伝わる刺し子。どことなく北欧の雰囲気漂う素朴な味わいがあります。ぜひ、お好きな色合いや柄を見つけてください。
弘前市内の移動におすすめ
■土手町循環バス(現金:150円、交通系ICカード:130円)
弘前バスターミナル発着で、弘前駅前から土手町界隈を経由します。
(4月~11月)10:00~18:00
(12月~3月)10:00~17:00【いずれも10分間隔で運行】
■サイクルネットHIROSAKI
弘前市観光案内所(JR弘前駅1F)、弘前市まちなか情報センター、弘前市立観光館は4月から、津軽藩ねぷた村・弘前市りんご公園は5月から貸出
利用期間/4月上旬~11月末まで
※天候により貸出期間は変更になる場合があります。
普通自転車1回/1台500円
電動自転車1回/1台1,000円(観光館、案内所のみ)
クロスバイク1回/3,000円(要予約、観光館のみ)
青函連絡船 メモリアルシップ八甲田丸
青森市
1988年(昭和63年)に廃止された青函連絡船。青森からの最終便である八甲田丸が現在もかつての発着所に係留され、日本初の鉄道連絡船ミュージアムに。操舵室、機関室、車両甲板、昭和30年代の青森駅前を再現した「青函ワールド」を見学できます。
のっけ丼
青森市
市場内のお店を巡り、どんぶりごはんに好きな食材をちょっとずつ選んで、のっけて食べる自分だけのオリジナル「のっけ丼」が食べられます。
A-FACTORY
青森市
100%青森県産りんごで作るシードル工房が併設された商業施設。館内には県内各地から集まったお土産が並びます。窓の向こうに広がるベイエリアを眺めながらの食事もおすすめです。
青森県立美術館
青森市
板画家の棟方志功、美術家の奈良美智の作品など青森県出身作家の作品を多数収蔵しています。
特別史跡三内丸山遺跡(世界文化遺産)
青森市
これまでの縄文のイメージをくつがえす出土品が多く発見され、エントランスとなる「縄文時遊館」には出土品や資料が展示されています。
お問い合わせ
函館市観光誘致課
TEL:0138-21-3499
大館市観光課
TEL:0186-43-7072
小坂町観光産業課
TEL:0186-29-3908
弘前市立観光館
TEL:0172-37-5501
青森市観光交流情報センター
TEL:017-723-4670
函館・津軽・秋田の各エリアからイチオシのグルメ・工芸品をピックアップ!
小坂七滝ワイン
小坂産山ぶどう交配種等を使用してつくられたワインです。酸味が特徴的なスッキリとした飲み口で、辛口から甘口、スパークリングなど豊富な種類を取りそろえています。
金魚ねぷた
赤い色と愛嬌のある顔が可愛らしい津軽地区の民芸品。「幸福をもたらす金魚」として庶民に喜ばれてきた「津軽錦」と呼ばれる金魚をかたどった姿は現在も広く親しまれています。
- ※掲載されている情報は2025年3月5日現在のものです。内容が変更となる場合がございますので、ご了承ください。
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