東京感動線

みそ汁を通して
日本の発酵文化の素晴らしさを
多くの人に伝えたい
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MISOJYU(みそじゅう)

Misojyu 総合ディレクターエドワード・ヘイムスさん
エドワード・ヘイムスさん
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具だくさんのみそ汁に大満足。
朝から食べられるのもうれしい

浅草に本店を構える、みそ汁専門店「MISOJYU」。ポタージュやポトフなど海外の料理のエッセンスを取り入れた新鮮な発想と、全国から厳選したこだわりの材料で、みそ汁の魅力をアップデートしている。ここで供されるのは、ご飯やおかずの引き立て役ではなく、あくまでも「主役」になれるみそ汁だ。メニュー開発を手がけたのは、総合ディレクターのエドワード・ヘイムスさん。日本とアメリカにルーツを持ち、子どものころから食卓にみそ汁は欠かせなかったそう。
「日本の発酵文化やみその素晴らしさを伝えようと、みそ汁の店を立ち上げました。日本人、外国人を問わず、多くの人に受け入れられていると感じます。」

【最初の画像】
エドワードさんがシェフの経験を活かして考案するユニークなみそ汁が、幅広い層に好評。いちばん人気は「ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁」。
【画像1】
昆布やかつおだしだけでなく、鶏ガラスープや牛スネのフォンなども使って味を組み立てる。

時間を見つけてはよく歩くというエドワードさん。風や光を感じながら散策をするのは、至福のひと時だ。
「特に好きなのは、原宿と代々木の間あたり。山手線の外側に明治神宮、内側に国立競技場などがあるエリアで、緑が多くて気持ちがいい。セレクトショップやカフェなどが多く、素敵な店を見つけるのも楽しいですね。旅行で東京を訪れたなら、ときにはガイドブックやネットに頼らず歩いてみて。感覚を研ぎ澄ませて歩いていると、自分だけの東京に出会えますよ」

【画像2・3】
朝8時オープンなので、近所に宿泊して朝食を食べに来る人も多い。みそ汁におにぎりやお新香などが付くセットもある。

アクセス

MISOJYU(浅草本店)
所在地:東京都台東区浅草1-7-5
営業時間:8:00~19:00(現在は時短営業中のため〜16:00)
定休日:なし
電話番号:03-5830-3101
https://misojyu.jp

Misojyu 総合ディレクター 
エドワード・ヘイムスさん

エドワード・ヘイムスさん
東京に生まれ育ち、18歳で渡米。 ミュージシャン、編集者を経て写真家になる。 取材を通して料理の世界に触れ、シェフの道へ。 現在は日米に拠点を置き、幅広いジャンルで活動中。

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