Suicaデータの活用について

JR東日本では、お客さまのニーズに理解を深め、サービス品質の向上と地域や駅、沿線のさらなる活性化を図るため、Suicaのデータを統計処理し、お客さまのプライバシーに配慮したデータを活用する取組みを進めております。

プライバシー・データ保護の取組み

  • JR東日本では、個人情報保護法など、関連する法令や国が定める指針その他の規範を順守し、当社で定めた「個人情報の取り扱いに関する基本方針」や個人情報管理規程といった関連する社内規程に基づいてSuicaのデータなどの個人情報を厳重に取り扱っています。
  • Suicaのデータに関しては、上記の基本方針や社内規程といった共通のルールに併せて、個人情報の取り扱いに関するルール(例:加工方法、ご自身のデータを使われたくない方への配慮等)を定めています。

Suicaのデータとは?

主なSuicaのデータは、My Suica(記名式)購入時、Suica定期券購入時、モバイルSuica登録時に記録されるデータ、駅の改札を入出場する際に記録されるデータ、電子マネーを利用する際に記録されるデータがあります。

-1 My Suica(記名式)購入時に記録されるデータ

  • 氏名、性別、生年月日、電話番号が記録されます。

-2 Suica定期券購入時に記録されるデータ

  • 氏名、性別、生年月日、電話番号、利用区間、購入月数、購入金額が記録されます。

-3 モバイルSuica登録時に記録されるデータ

  • 氏名、電話番号、生年月日、端末識別番号等が記録されます。

駅の改札を入出場する際に記録されるデータ

  • ご利用の乗降駅、日時、金額等が記録されます。
  • My Suica(記名式)、Suica定期券、Suicaカード、モバイルSuicaが対象となります。

電子マネーを利用する際に記録されるデータ

  • ご利用の箇所、日時、金額等が記録されます。
  • My Suica(記名式)、Suica定期券、Suicaカード、モバイルSuicaが対象となります。

Suicaのデータを統計処理した活用について

Suicaのデータからお客さまの氏名、電話番号等を削除し、個人が識別されないよう統計処理したうえで作成した図や表をレポート化して活用しています。

Suicaのデータを統計処理した分析結果を活用した事例

統計処理したSuicaデータを用いて、電車や駅のサービスの向上といった当社グループ内での活用や、自治体向けに、地域活性化や地域課題解決を目的とした分析レポートの提供などを行っております。

Suicaに関する統計情報の当社グループ外への提供

当社ではSuicaに関するデータを統計分析し、お客さまのニーズに理解を深め、サービス品質の向上や、地域や駅、沿線のさらなる活性化に取り組んでいます。その一環として、Suicaに関する統計情報の当社グループ外への提供を行うものとしております。お持ちのSuicaに関するデータ提供を希望されないお客さまは、当社グループ外への提供分から除外いたします。

  • 社外へ提供するSuicaに関するデータには、氏名や連絡先など個人が特定できる情報は含まれておりません。
  • 2013年以降これまでに登録いただいたお客さまのデータについても除外対象となりますので改めての登録は不要です。

なお、ご要望のお客さまにはお手数をおかけいたしますが、下記リンク先の除外要望受付フォームよりJEで始まる17桁のSuicaID番号を半角英数字でご入力いただき、登録をお願いいたします。

Suicaに関する統計情報の当社グループ外への提供分から除外のご要望の受付フォームはこちら Suicaに関する統計情報の当社グループ外への提供について [PDF/273KB]

駅カルテ

  • JR東日本では、Suicaのデータを活用した新たな定型の分析レポート「駅カルテ」を作成しました。「駅カルテ」では比較評価を行いやすいように統計情報を駅ごとにまとめています。(当社の首都圏エリアを中心とした約600駅を対象駅として月ごとに作成)
  • 駅カルテの詳細は、以下のページをご確認ください。