有楽町・新橋駅間にある100年の歴史を刻む煉瓦アーチを活かした高架下空間に新たな通りが2020年9月10日に開通しました。煉瓦アーチとコンクリートの高架下に誕生した「日比谷OKUROJI」は一歩足を踏み入れると、まっすぐと延びる300mの通路が現れます。東京のど真ん中にこんな場所があったのか、と驚かれる人も多いはず。
高架橋そのものの良さや趣を大切にし、100年前の煉瓦をそのまま活かしたデザインが特徴です。
有楽町や新橋の高架下と聞くと昭和の風情漂う居酒屋をイメージされる方も多いと思いますが、「日比谷OKUROJI」ではファッション、雑貨、飲食店、バーなど通な大人が通いたくなる、選りすぐりのお店に出会えます。9月10日の開業時には30店舗がオープン。数ある店舗の中でも今回は2店舗紹介します。
新潟を五感でフル体験
NIIGATA1○○
木を基調にスタイリッシュな店内に、新潟が誇る職人技がつまった生活道具や食・お酒があつまる「NIIGATA1○○(イチマルマル)」。また職人による特注で作られた組子天井が目を引く店内には新潟の銘酒が、こだわりの酒器で飲み比べできる角打ちスペースもあります。新潟の優れた伝統や技術から生み出された職人技の数々。いつもよりいいものを選んで長く愛用する、そんなライフスタイルを提案するお店です。
独創性溢れるここでしか飲めないカクテル
MIXOLOGY HERITAGE
「Beyond the classic」をコンセプトにバーテンダーの巨匠伊藤学氏を中心にその技術と知識を後世に継承、そして新たなクラシックカクテルを提案するバー「MIXOLOGY HERITAGE」。一歩店内に入ると壁一面に飾られた絵画や装飾天井に思わず感嘆してしまいます。オーナーが買い付けたこだわり家具やアンティークに囲まれながら珠玉の一杯を味わえます。現在のお酒に20年以上経ったウイスキー、スピリッツ、リキュールをブレンド(培養)して使用しclassic cocktailを再構築したcocktailを提供するという手法が、業界でも画期的な試みとのこと。ここでしか味わえないカクテルを是非堪能ください。
100年前に誕生した煉瓦アーチの高架橋は今でも現役として山手線・京浜東北線を支えています。次の100年につなげていく、こだわりや技術、そこにかける人の想いをこの日比谷OKUROJIで紡いでいきます。
アクセス
日比谷OKUROJI
所在地:千代田区内幸町1丁目7番1号
アクセス:有楽町駅、新橋駅 各徒歩6分
東京メトロ銀座駅 徒歩6分
東京メトロ日比谷駅 徒歩6分
https://www.jrtk.jp/hibiya-okuroji/