小松彩夏さんと旅する岩手

本州一の広さを誇る岩手県。広大な自然はもちろん、歴史や文化、そして「人」とのふれあいを体感できます。そんな岩手のあちこちに、岩手出身の女優・小松彩夏さんが出かけて来ました。6回に分けて、心が豊かになる旅をご紹介します。

「浄土」のような景勝地と海の幸を満喫

第1回 宮古エリア

この連載では、岩手県出身の女優・小松彩夏さんが地元・岩手の各エリアで、自然や歴史、文化、人とのふれあいを楽しんだ旅を紹介しています。

国の名勝「浄土ヶ浜」を眺めながら
話題の体験型海鮮丼『瓶ドン』を味わう

旅のスタートは、国の名勝に指定されている浄土ヶ浜から。
青い海と白い岩肌、緑の松のコントラストが「さながら極楽浄土のごとし」と賞され、名付けられたといわれています。
この景色を一望できる『浄土ヶ浜レストハウス』のレストラン『浜処 うみねこ亭』では、今、全国から注目されている宮古の新名物『瓶ドン』を食べることができると聞き、ランチでいただくことに。
『瓶ドン』とは、牛乳瓶に宮古で水揚げされる魚介類を詰め込んだもので、どんぶりの温かいご飯の上にのせて味わう「体験型海鮮丼」です。

瓶ドン
これがウワサの『瓶ドン』。
多彩な魚介類が詰まっており、インスタ映え間違いなし!
お取り寄せ(税込980円)も可能です。

『瓶ドン』の中身は、季節や提供する店によって違うとか。
「『瓶ドン』は以前、別の店で食べたことがあるんですよ、ここは初めてなので楽しみです!」とワクワク顔の小松さん。
早速、ご飯にのせていただきます。
「おいしい!イクラが大好きなのでうれしいなぁ」と笑顔がこぼれます。

店で食べる場合は定食スタイルで税込1,320円。訪問時の中身は、トラウトサーモン、イクラ、ガゴメ昆布、メカブ。トラウトサーモンは秋になると秋鮭に、冬にはタラに変わります。

同店の『瓶ドン』のポイントは、最後のだしをかけてお茶漬けにできること。

「これ一品で、二つのおいしいさを味わえるなんてお得ですよね。だしそのものがおいしいから、最後までぺろっと食べられちゃいます。」

幸せそうに味わう小松さん。だしは、ホタテと毛ガニとカツオ節でとったという贅沢なもの。

同店ではコロナ対策として、アルコール消毒や従業員のマスク着用を徹底しているほか、席数もおよそ半分に減らして営業。

広々とした空間でゆっくりと食事を楽しめます。

窓際の横並びの席からの、浄土ヶ浜の眺望は最高!