歴史あるお寺を巡り、もち料理を堪能
この連載では、岩手県出身の女優・小松彩夏さんが地元・岩手の各エリアで、自然や歴史、文化、人とのふれあいを楽しんだ旅を紹介しています。
今回の旅は、小松さんの出身地・一関からスタート。
国の名勝天然記念物・厳美渓のそばに建つ和風宿『厳美渓温泉 いつくし園』にやって来ました。
厳美渓は、磐井川の浸食によって奇岩や深淵、滝などから成るダイナミックな景観が特徴。岩肌とエメラルドグリーンの川と川岸の木々が、季節ごとに色とりどりの渓流美をつくり出します。
支配人の千葉敏則さんによると、同館の料理は地元の山海の幸を使ったもので、最近は、赤身の味が濃い牛肉『いわて門崎丑』が人気とのこと。
食べることが大好きな小松さんは、興味津々です。
また同館は、四季折々の花と竹林が彩る庭園も評判。
ロビーからも眺めることができますが、時間があったら散策をおすすめします。
訪問時はちょうど紫陽花の時期で、ピンクや紫、青の紫陽花が小松さんを出迎えてくれました。
もう一つ、同館で評判なのが、日帰り入浴も楽しめる温泉。
無色透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素温泉で、肌の新陳代謝を促す美白成分「メタケイ酸」を含んでいます。
同館では脱衣所の脱衣かごを減らしたり、スリッパの除菌庫やスリッパを入れる袋を用意するなどコロナ対策も徹底。
チェックイン時には宿泊客に、健康チェックシートへの記入と検温への協力もお願いしているそうです。
大きなガラス窓から庭園が楽しめるロビー。