TOKYO
SEEDS
PROJECT2018

by TOKYO MOVING ROUND 東京感動線by TOKYO MOVING ROUND 東京感動線

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by TOKYO MOVING ROUND 東京感動線

TOKYO SEEDS PROJECT2018について

2回目の開催となった2018年は、10月17日~25日の9日間、6名のデザイナーを山手線エリアにお招きし開催しました。

今回からは、より深い散策をしていただくため、池袋・日暮里・浜松町エリアに分かれての散策に。

それぞれの駅員もアテンドに加わったことで、さらにディープな地域との交流・つながりの創出を生み出し「今だけ、ここだけ、あなただけ」の体験となりました。

2018
参加デザイナー

チーム池袋
team IKEBUKURO

Australia

Wing Lau
ウイング・ラウ

Uganda

Bathsheba Okwenje
バスシェバ・オクウェンジェ

チーム日暮里
team NIPPORI

USA

Nicole Lavelle
ニコール・ラヴェル

Taiwan

Pip Lu
ピップ・ルー

チーム浜松町
team HAMAMATSUCHō

Ireland

Karl Toomey
カール・トゥミー

Brazil

Fernanda Queiroz
フェルナンダ・ケイロース

2018
スケジュール

日程 プログラム
10/17 概要説明・全体アテンド
10/18・19 2日間、3チームに分かれて山手線沿線のディープな体験へ
10/20〜24 フィールドリサーチ
リサーチ&クリエイティブワーク
10/25 コミュニケーションデザイン発表会

TOKYO SEEDS PROJECT2018

2日間、3チームに分かれて
山手線沿線のディープな体験と発表会

IKEBUKURO池袋駅

  • サンシャイン60展望台にて、VR体験で空の旅へGO!

  • 地元でコミュニティ活動を行っている中島明さんと良品計画本社へ。大企業でも地域コミュニティに貢献したいという想いを伺いました。

  • 表千家茶道体験では、和の心を、厳しさを学べる貴重な場となりました。

  • 雑司ヶ谷鬼子母神堂を訪問。名前の由来を伺い、その深い歴史に一同感心しきりでした。

  • 宿泊は椎名町にある「シーナと一平」へ。元とんかつ屋さんをリノベーションしたゲストハウスです。全てがWow!

  • 立教大学は、現役立教生にアテンドいただきました。豊かな空間が広がっていました。

  • 新しくなった南池袋公園。公共空間の新しい使いかたの最先端を感じました。

行程

10/18

  • サンシャイン池袋展望台
  • 良品計画本社
  • KAKULULU
  • 日の出ファクトリー
  • Riddle.
  • RYOZAN PARK
  • 楽水庵(表千家茶道教室)
  • 都電荒川線
  • おにぎりぼんご
  • 鬼子母神(御会式)

10/19

  • シーナと一平
  • 立教大学
  • 南池袋公園
  • 池袋駅構内案内
  • 居酒屋えんざ

発表内容

※このプレゼンテーションのアイデアとここでの言葉は、
参加デザイナーによる提案です。
これらのアイデアの実装は保証されません。

LIKEBUKURO
池袋と恋に落ちよう

「池袋と、恋に落ちよう」という戦略的アイディアをベースに、”Like-Bukuro”というフレーズで活性化する長期的なエリアの開発ビジョンを提案。Ikebukuroの頭にLを追加した “LIKEBUKURO”をキャンペーンアイデンティティとし、駅の交通量が多く、よく目にする出口に使用していこう。

DESIGNER

Wing Lau
ウイング・ラウ

イギリス領香港で生まれ育ち、現在オーストラリアを拠点としている。異文化、多言語の分野で、クライアントと協力して斬新なビジネスアイデアを打ち出し、意味と目的を伝え、人々の記憶に残るアイデンティティを構築している 。
10年以上の経験を持つWingは、Re Agency、M&C Saatchi、Frost * collective、One Centerなどの大手代理店で、Woolworths、Australian Broadcasting Corporation、Commonwealth Bank、Optusなどのクライアント案件を手がけた。
2016年、彼の作品は「The Typography Idea Book:Inspiration from 50 Masters」に収録された。

Australia

Ba 場

池袋駅周辺を歩き周りながら、強い孤独感を感じ、コミュニティのための連帯感を育む場がほとんどないように感じられました。JR東日本へは、これらのコミュニティを池袋駅の延長として捉え、Suicaのテクノロジーと同じように駅の外の生活を豊かにすることを提案しました。空き家になっている建物をJR東日本のリソースで「縁側、お茶っこ、市場、思い出」といったコミュニティのためのスペースに変えていくのです。

DESIGNER

Bathsheba Okwenje
バスシェバ・オクウェンジェ

バスシェバ・オクウェンジェはルワンダ在住のウガンダ人アーティスト。
学際的な研究、情報と美学の交わる部分でのクリエーションを実践する。隠された歴史や人びとの内面、そして両者のインタラクションを探る作品を手がける。国連のHIV感染や健康格差に対応するグローバル/リージョナルなプロジェクトで16年勤務した。アーティスト・コレクティブRadha Mayのメンバー。ロード島デザインスクールの修士号を取得し、現在ロンドン経済大学の客員研究員としてラジオドラマや戦後の北ウガンダにおける愛についてのアーティストブックを手がけている。

Uganda

NIPPORI日暮里駅

  • 成田空港からの玄関口のため、外国人旅行者も多くいらっしゃる日暮里駅です。ふむふむ。

  • 実際に繊維街を散策。服飾に興味のあるデザイナーたちは、テンションUP!

  • バスで合羽橋道具街へ移動。面白いお店がたくさん。

  • 根津神社の鳥居。山手線内とは思えない景色でした。

  • 日暮里のうなぎ屋さん、吉里。

  • 飴細工吉原で飴作り体験。む、難しいっ!

  • 日暮里トレインミュージアムからたくさんの電車を眺めます。

行程

10/18

  • 日暮里駅構内案内
  • 日暮里繊維街
  • 都バス乗車
  • 奥浅草散策
  • 合羽橋道具街
  • 居酒屋ばんだい
  • 日暮里 斉藤湯

10/19

  • hanare
  • HAGI CAFE
  • 根津 松本
  • いせ辰谷中本店
  • 𠮷里 谷中総本店
  • 飴細工吉原
  • 谷中ぎんざ
  • 夕焼けだんだん
  • 上野桜木あたり

発表内容

※このプレゼンテーションのアイデアとここでの言葉は、
参加デザイナーによる提案です。
これらのアイデアの実装は保証されません。

GUEST HOST

初めて日本に観光客として来たときは、見るべきところは見たのですが、少し孤立した体験でした。
TOKYO SEEDSを通しての来日はまったく違うものでした。招待され、受け入れてくれるホストがいて、わたしはゲスト。“おもてなし”に包まれ、人生観が変わるような経験でした。
JR東日本への提案は、<地元-観光客><ホスト-ゲスト>という関係性に再構築するというものです。たとえば日暮里駅勤務の駅社員を対象としたスタッフバケーション制度。駅周辺のエリアについて学び、駅社員自身がホストになります。また、“キルトハウス”と呼ばれる文化的な拠点は、繊維街を訪れた訪問客と地元の職人、お年寄りと子どもや若者をつなげるハブとしての機能を持ちます。日暮里駅を“繊維の駅”と位置付け、谷根千エリアへの入り口として、そして文化やアートのエネルギーを織り込んだキルトになぞらえてリブランディングすることを提案しました。

DESIGNER

Nicole Lavelle
ニコール・ラヴェル

カリフォルニア在住のアーティスト兼デザイナー。地域社会に根ざしたプロジェクトベースの研究実績では、多くのことを実験しながら、地域の出版物を制作し、社会参画の土台を築いている。Portland State Univeristyのデザインプログラムで時折教鞭をとっている。現在はサンフランシスコにある出身地の海沿いの小さな村で、アーティスト・イン・レジデンスと自称して活動している。

USA

TV Reality Show
リアリティ番組

JR東日本はすでにさまざまな領域で事業を広げていて、どの事業も真面目にしっかりと取り組んでいる様に見えます。
今回JR東日本とご一緒するお話をいただいたときには、とても驚いたのですが、せっかくならJR東日本がこれまでに試したことのないことを提案したいと思いました。
それがリアリティ番組のご提案です。

DESIGNER

Pip Lu
ピップ・ルー

ピップルーはグラフィックデザイナー、台湾、台北市を拠点のデザインスタジオO.OOのオーナーとして、彼女とフォーティリウで設立時からデザインとリソグラフ印刷を手掛けている。
彼女は、あらゆる新しいプロジェクトやチャンレンジによって、解決方法を見つけ出し、デザインとリソグラフ印刷の可能性を発見することができると信じています。

Taiwan

HAMAMATSUCHŌ浜松町駅

  • 長年浜松町駅のホームにある小便小僧の洋服を手作りされている、あじさい様との交流。心温まる時間となりました。終了後に、記念写真をパチリ!

  • 増上寺と東京タワーの対比が、まさに東京ならではの景色ですね。

  • メンバー同士の交流も大切に!日本のコミュニケーション!

  • 浜離宮恩賜庭園にて、茶道体験。アテンド側も大苦戦となりました。

  • なんと!首都高速の真下で釣り体験。山手線沿線には、実は水辺もあるんですよ。

  • 晩ごはんはシェアキッチンでおいしい料理を作ります。海苔も、初めてです!

  • できました!かんぱ~い♬

行程

10/18

  • 世界貿易センタービル
  • 浜松町駅構内案内
  • 小便小僧の着せ替えをしている
    「あじさい」様との交流
  • 増上寺、丸山古墳
  • 麻布十番商店街(たい焼き、銭湯)
  • 居酒屋 三番船

10/19

  • 浜離宮恩賜庭園
  • 旧芝離宮恩賜庭園
  • 芝商店街
  • 水辺体験(ハゼ釣り・水質調査)
  • 芝大神宮近くのシェアキッチンで
    手巻き寿司&お鍋

発表内容

※このプレゼンテーションのアイデアとここでの言葉は、
参加デザイナーによる提案です。
これらのアイデアの実装は保証されません。

Hamamatsucho - Connections

私たちにとって浜松町は、訪問者を「他の」場所や「他の」東京の景色につなげる独特の場所です。例えば、浜松町駅は、JRと羽田空港に接続していますし、竹芝の海岸線や、自然豊かな大島や新島などへ日帰りできるフェリー港までは徒歩15分です。このように浜松町は、陸地-海-空をつないでいます。このつながり(”Connection”)のアイディアをもとに、浜松町は、東京のユニークな景色を眺めることができる場所でもあります。たとえば、世界貿易センターの展望台から街並みを眺めたり、旧芝離宮恩賜庭園で江戸の伝統文化を眺めたり、東京湾やレインボーブリッジの美しい景色を楽しむことができます。”つなげる”場所としての浜松町というアイディアは、我々が探究したかったものです。

DESIGNER

Karl Toomey
カール・トゥミー

クリエイティブ業界で12年以上のキャリアを持つ、ロンドンを拠点にしたアイルランド人デザイナー。Nike、BBC、ユニクロやGoogleといったグローバルブランドのクリエイティブプロジェクトを率いてきた。キャンペーンやコンテンツからインタラクションやエクスペリエンスまで、幅広い領域で仕事をしている。組織がより意義深く寛容な関係を顧客と築く新たな機会を見つけられるようサポートすることをゴールとしている。
商業的な仕事とは別に、自分のクリエイティブな実践としてユーモアや遊びごころを使って、変わりゆく世界に人びとを引き込む本、プロトタイプ、展示などの活動をしている。

Ireland

Fernanda Queiroz
フェルナンダ・ケイロース

ブラジルのサルヴァドール市出身。アルゼンチンにあるBuenos Aires Universityのグラフィックデザイン専攻を卒業、現在は母校で形態学を教えている。ブエノスアイレスで “Carta”というクリエティブカンパニーを経営し、日常生活での刺激をもとに斬新なアイデアを生み出し、デザイン的に美しく、機能性のある文房具を製作。商品のデザインと実用性を重んじながら、創造力を働かせて、素材の質および製造過程の緻密な部分に注意を払っている。
アーティストと協働した企業のプロジェクトでは、コンセプト制作、ブランディング、アート製作、ソーシャルメディア運営などの仕事をフリーランスで引き受けている。色と写真が好きで、様々なテクニックを駆使し、あらゆる作品や商品またはプロジェクトに対してユニークなグラフィックとスタイルで表現している。

Brazil

2018
TOKYO SEEDS PROJECT 事務局