東北建設プロジェクトマネジメントオフィス

工事を支える技術
TECHNOLOGY

工事を支える技術

難易度の高い工事を支える技術

列車の安全安定輸送を確保しながら、工期短縮(施工性の向上)やコストダウンを実現する技術開発等に取り組んでいます。

鉄道工事とは

POINT 1時間・空間的制約が厳しい

鉄道工事は、列車が走行しない限られた時間と空間の中で工事を進め、作業終了後に列車が安全に走行できる状態にする必要があります。

POINT 2多様な技術系統から成り立つ鉄道設備

鉄道設備は、土木・軌道・建築・機械・電力・信号・通信等の多様な技術系統の設備から成り立っています。工事においては、施工時期や施工順序などを調整し、各々の技術力を駆使することで、安全に工事を進めています。

鉄道設備

万一事故等が発生した場合、お客さまの命にかかわるだけでなく、列車ダイヤが大幅に乱れ、社会に大きな影響を及ぼすため、安全第一で工事を進めています。

JRE-BIM (当社におけるBIM・CIMの名称) 推進へ向けた取り組み

当社は、業務のシステムチェンジと生産性向上を目指した取組みとして、JRE-BIMを導入しており、当オフィスでも鉄道設備の3Dスキャナー測量を行っています。JRE-BIMを導入することで、設計段階における社内・協議先等とのイメージ共有や、施工段階における施工計画の策定等が円滑に進み、業務の効率化や安全・品質の向上といった効果が期待できます。

JRE-BIM
JRE-BIM
アンダーパス工法
アンダーパス工法

HEP&JES工法 
非開削アンダーパス工法

鉄道線路下を掘削する場合、軌道が変状するリスクがあります。非開削でけん引敷設するエレメントを本体構造物とするHEP&JES工法は、軌道に与える影響を低減できるため、安全性向上やコスト低減、施工精度向上等のメリットがあります。

内巻きスパイラル工法高架橋耐震性能向上

鉄筋コンクリート高架橋柱の軸方向鉄筋の内側に高強度のスパイラル鉄筋(内巻きスパイラル筋)を配置することで、地震時の変形性能を飛躍的に向上させることができます。

内巻きスパイラル工法高架橋
内巻きスパイラル工法高架橋
ドローン
ドローン

ドローン空撮

当オフィスでは積極的にドローンを活用しています。
2021年2月13日、2022年3月16日に発生した福島県沖地震からの東北新幹線の復旧では、ドローンによる被害状況の確認を行い、いち早い運転再開につながりました。
遠隔地における現場確認でも活用するため、積極的に試行しています。

採用情報
RECRUIT