TRAIN SUITE 四季島を支える想い

Vol.482020/7/27

TRAIN SUITE 四季島車掌区
助役 佐藤 正司 / 乗務主務 下川原 咲の想い

準備万端。できることを徹底して「安全・安心な旅」を

いよいよ8月15日より運行を再開、2020年冬からは新たに2つのコースが登場する「TRAIN SUITE 四季島」の旅。現在、車掌をはじめ、この列車に携わるすべてのスタッフは、お客さまの安全・安心な旅のために、徹底した車内の消毒・清掃、乗務スタッフの体調管理、適切な距離でのサービスなど、あらゆる取組みをいっそう強化している。
「TRAIN SUITE 四季島」ならではの「記憶に残る旅」をお楽しみいただくために、今できること——。

温かいおもてなしの心は変わらない

佐藤 正司
私は2019年から「TRAIN SUITE 四季島」の車掌として務めてまいりました。「TRAIN SUITE 四季島」はお客さまから寄せられる期待が大きいので、お客さま一人ひとりのお声に真摯にお応えできるように心掛けています。私たち車掌はお客さまと直接接する機会が多いので、車両に関わるご意見やご感想をいただくこともあり、そのお声を車両のメンテナンスを行うスタッフに伝えています。この列車に関わるスタッフ全員で共有することで、車掌だけでなくスタッフ全員でよりよい列車にしていきたいと考えています。
みんなで「TRAIN SUITE 四季島」に携わっていくという気持ちは、新型コロナウイルス感染症対策においても同様です。現在は8月の運行再開に向けて、車内の消毒、スタッフ・お客さまの体調管理など、お客さまに安全・安心な旅をお楽しみいただけるよう、車掌とトレインクルーで情報交換を積み重ね、ベストな体制を整え、全員が一丸となって取り組んでいます。
また、2020年12月からは新たな冬の旅がいよいよスタートします。今回、初めて乗り入れる区間が多いため、車掌区メンバーでいくつかのグループを組み、実際に走行する現地に足を運び、ルートや信号、沿線の見どころなどを確認する準備も進めています。
新型コロナウイルスの影響で、これまで経験したことのない状況に見舞われております。ソーシャルディスタンスを保ちながら、お客さまにサービスをするという新たな試みに取り組んでいます。お客さまとは物理的な距離はできてしまうかもしれませんが、私たちの想いは変わりません。むしろ、こういうときだからこそ、常日頃から磨き上げてきた“おもてなしの力”をさらに発揮しなければならないと考えています。


お客さまに早くお会いしたい、日に日に高まる想い

下川原 咲
2020年の12月から、2つの新たなコースの運行が始まります。2泊3日コースでは、初日に岩手県遠野を訪ねます。「TRAIN SUITE 四季島」が定期のコースで遠野に立ち寄るのは初めてのことで、岩手県出身の私としては心から嬉しく思います。
また、2泊3日コース、1泊2日コースともに、これまでご乗車いただいたお客さまからのお声をもとに、より車内でゆっくりお過ごしいただきやすい行程になっていますので、日常から離れてゆったりと車内でおくつろぎいただきたいと思っています。
そして、これからの旅はより「安全・安心」がキーワードになりますので、スタッフ全員で日々の検温、消毒、清掃など徹底した感染防止に努めてまいります。ご乗車されるお客さまだけではなく、沿線の皆さまとも接する機会が多いので、細心の注意が求められています。
これまで約2年にわたり、「TRAIN SUITE 四季島」の車掌として乗務してまいりましたが、運行再開後は、新しい生活様式に合わせながらおもてなしをしてまいります。
8月の運行再開、そして12月からスタートする冬の新たなコースに向けて準備を進めているところですが、日を追うごとにお客さまに早くお会いしたいという気持ちが高まっています。「TRAIN SUITE 四季島」でみなさまに笑顔でお会いできることを心より楽しみにしております。


  • 佐藤 正司
    【プロフィール】
    1998年入社。南秋田運転所(現・秋田車両センター)で検査業務を担当後、秋田運輸区で奥羽本線などの普通列車をはじめ、秋田新幹線などに車掌として乗務。2014年から秋田運輸区の車掌指導業務を担当。2019年、TRAIN SUITE 四季島車掌区に配属。
  • 下川原 咲
    【プロフィール】
    2007年入社。那須塩原駅での勤務を経て、2009年から宇都宮車掌区で宇都宮線、湘南新宿ラインなどの普通列車や特急列車に車掌として乗務。2014年から大宮支社運輸部で乗務員指導に関する調整業務等を担当。2018年、TRAIN SUITE 四季島車掌区に配属。
TRAIN SUITE 四季島車掌区
助役 佐藤 正司 / 乗務主務 下川原 咲
[ 文=鈴木伸子 撮影=小山一成 ]