2023/5/30

Vol.32
長野県ならではのスパークリングワイン「酵母の泡 龍眼」
~マンズワイン 小諸ワイナリーで味わう贅沢な時間~

「TRAIN SUITE 四季島」の1泊2日コース(長野)/春~秋では、“みなとまちが育んだ豪商の粋と、豊かな里山の恵みを味わう旅”と銘打ち、新潟県、そして長野県の千曲川周辺を巡ります。山梨県に次いで国内第2位のワイン生産量を誇る長野県は、近年「信州ワインバレー構想」のもと情熱と個性あふれるワイナリーが数多く参入し活気づいています。本コースでは、長野県に4つあるワインバレーの中でもぶどう栽培に適した気候と土壌に恵まれた「千曲川ワインバレー」へお客さまをご案内しています。今回はその中でも、ご案内する施設の一つである「マンズワイン 小諸ワイナリー」でウェルカムドリンクとして振舞われるスパークリングワイン「酵母の泡 龍眼」をご紹介いたします。
品種は爽やかな酸味と穏やかな味わいが特徴の「龍眼」が使用されており、別名「善光寺ぶどう」と呼ばれています。主に長野県で生産されていますが、元々ヨーロッパの品種であったものがシルクロードを経由し中国を渡って日本の長野県に定着したと言われています。製法にもこだわり、国内では数少ない「シャルマ方式」を用いることで、きめ細かい繊細な泡と共にフレッシュなぶどうのアロマを楽しむことができます。「長野県でこんなにおいしいスパークリングワインができるなんて知らなかった。」と、何杯も召し上がる方がいらっしゃるほど、お客さまからもご好評をいただいております。

  • 普段は入ることのできない地下のワインセラーに特別にご案内すると、お客さまから「わぁ」という声があがります。世界中のおいしいワインをご自宅からご購入いただくことも簡単にできますが、やはり直接ワイナリーを訪れ、並々ならぬ情熱を持った生産者の話と共に飲む一杯は格別です。
  • その地域でできたものを、その土地の空気を感じながら楽しむことは「TRAIN SUITE 四季島」の旅の醍醐味の一つです。海外のシャトーをイメージしたワイナリーで、豊かに実るぶどうの木々と美しい日本庭園を眺めながら、喧騒から離れ、ゆったりとした贅沢な時間をお楽しみいただければ幸いです。
トレインクルー 中平 彩絵