
保守用車衝突防止支援装置(保守用車ロケーションシステム)の開発
線路内で工事を実施する場合は、線路閉鎖手続きにより工事区間内に列車を進入させない措置を取り工事を実施します。しかし、2014年2月に発生した川崎駅での列車脱線事故は、線路閉鎖区間外に工事用重機があったことが原因のひとつでした。このような事故を防止するために、線路閉鎖情報と保守用車の位置情報を照合し、保守用車が線路閉鎖区間外にある場合に作業員に対し警報を出力するシステムを開発しました。
2017年11月から埼京線に運用される保守用車に導入し、安全性の向上を図りました。