2021/1/31

Vol.2
「四季島ダイアリー」に綴る四季島の旅 ~ネーミングに寄せて~

まもなく四年目を迎える「TRAIN SUITE 四季島」の運行には、多くのスタッフが関わっています。お客さま一人ひとりが、ご乗車に至るまでに小説の一編ほどにもなりそうなストーリーをお持ちのように、運行を支えているスタッフ一人ひとりにも、胸に秘めた想いやストーリーが存在します。
「四季島ダイアリー」は、お客さまに「最高の旅」をご提供するまでの、表舞台には現れることのないスタッフの想いも含めた「TRAIN SUITE 四季島」にまつわるストーリーを日記のように積み重ねていきたい、という意味を込めて名付けました。
私はトレインクルーとしてお客さまの旅のお供をさせていただいたり、スタッフとして運行に必要な手配業務に携わってきました。スタッフ全員で「TRAIN SUITE 四季島」 の一つの旅行像を目指してはいても、立場が変わると見える景色も違ってきました。トレインクルーとしては、お客さまとの時間を思い出深い旅にしたいという想いが大部分でしたが、商品管理グループでクルーの食事手配を担当した際は、車内で過ごしているクルーの様子を想像しながら、食事の賞味期限や休憩時間、購入店を模索し、クルーの笑顔と力の素となりそうな食事を選びます。お客さまの目には決して触れる事のない手配ですが、同じ想いをもって臨んでいます。
  • この「四季島ダイアリー」を通じて、お客さまに「最高の旅」を提供するに至るまでのスタッフの想いやストーリーなどを、皆さまに知ってもらえれば幸いです。
  • これから乗車されるお客さまも、すでに乗車されたお客さまも、いつか乗ってみたいと思いを馳せて下さっている方も、これから綴られてゆく「四季島ダイアリー」をめくっていただけましたら、「TRAIN SUITE 四季島」での旅がこれまでとはまた違って見えるかもしれません。
商品管理G 「四季島ダイアリー」命名スタッフ 駒谷 祥子