かぐらなんばんは、新潟県長岡市山古志地域で栽培されている、きわめて独特な南蛮(とうがらし)です。しわの寄ったゴツゴツとした形が神楽面に似ていることから、「かぐら」の名がついたと言われています。戦国時代の頃に日本に渡来し、山古志地域では、自家用野菜として昔から各家庭で栽培されてきました。とうがらしの中では一番大きく、肉厚でピリリとした爽やかな辛みが特徴です。旬の時期は、7月中旬から9月下旬ですが、11月の降霜まで収穫することができる息の長い作物です。
料理法は、主役、脇役と幅広く、たたき漬け、漬物(塩、しょうゆ、みそ)、天ぷら、なんばんみそ、うま煮などの定番のほか、パスタやカレーに加えても美味しく食べられます。調理の際は、辛味成分が皮膚につくとしみることがあるので、キッチン手袋を使用してください。特に、目の周りには触れないようご注意ください!

かぐらなんばん畑
かぐら南蛮みそ商品
山古志の伝統「牛の角突き」
アルパカ牧場
「かぐらなんばん」ができるまで
- マルチかけから苗を植えこむための穴あけを行い、穴あけが終わったら、苗を植え込み、仮支柱立てまで一気にやっちゃいます。順調に成長してほしいですね!
- 暑い中、朝から本支柱立て・1番果の摘み取りを行います。わずか2時間でこの仕上がり!さすがの熟練技です。ちょっと水不足気味なので…ざぁっとひと雨ほしいですね!
- 主要な枝を残して、わき芽摘みを行います。こうすることで栄養が主枝に集中します。雨も程よく降ってくれて、ようやく株がいい感じに伸びてきました!実がなってきたので…ちょっとつまみ食いを…か、辛い!種のまわりはやっぱり辛いですね!!
- 1株1株をひもで結わえて株の誘導をする作業です。実もだいぶ大きくなりました。収穫までもう少しの辛抱です!
- お待たせしました!作物の出来がよいとやはり安心します!