長野県の斑尾山の麓、中野市(旧豊田村)永江地区を中心に古くから作られている唐辛子で、信州の伝統野菜に認定されています。唐辛子の様な辛さと、ピーマンの様な果肉に、甘さを持ち合わせているのが特徴です。肉厚な果実の先端周辺には、深い溝があり、複雑な形状が牡丹の花のように見えることから「ぼたんこしょう」と呼ばれるようになりました。

収穫したてのぼたんこしょう
大きさの選り分け
斑尾ぼたんこしょう祭り
斑尾山とぼたんこしょう畑
「ぼたんこしょう」ができるまで
- ぼたんこしょうは、1,000m近い標高の冷涼な気候の地域でしか、辛く大きくなりません。植付け作業は、苗が倒れないように1苗ずつ袋をかけます。
- 苗が倒れないように、一本ずつ支柱に結びつけます。(誘引)あわせて苗が大きくなったときに折れないようにフラワーネットを張ってます。結構な力作業です!
- こまめに雑草を抜いたりなどの手入れは欠かせません。
- 無駄な枝を取る作業と枝を綺麗に整えています。
- 最初の収穫を行いました。ぼたんこしょうは、夏から秋にかけて、多くの実が収穫できます。