
次世代車両制御システム(INTEROS)の開発
INTEROS(インテロス):
INtegrated Train communication networks for Evolvable Railway Operation System
=「進化する鉄道システムのための列車制御統合ネットワーク」
「信頼性」「サービス向上」などを開発コンセプトとし、汎用のイーサネット(※)伝送技術を採用した、車両制御システムINTEROS(※)を開発しました。
汎用通信技術を活用することで、高機能化や拡張性を考慮したシステムとなっているほか、鉄道技術の国際化に対応するため、国際規格への適合を視野に入れています 。
また、汎用の公衆無線伝送を用いることで、地上へ迅速な情報伝達が可能となり、リアルタイムで車両の状態やメンテナンス情報などを伝えることが可能となりました。
これらINTEROSの開発成果は山手線のE235系で採用されています。
(※) イーサネットは富士ゼロックス(株)、INTEROSは東日本旅客鉄道(株)の登録商標です。