
省エネ型散水消雪設備制御システムの開発
当社の東北・上越・北陸の各新幹線には、豪雪地域の安定輸送のため、散水消雪設備が導入されています。散水消雪設備は、熱源機で温水を作り高架上に散水することで積雪を防止する設備ですが、同時に巨大なエネルギー消費プラントでもあり各新幹線で消費される灯油は冬季のみで年10,000kL〜15,000kL,CO2排出量に換算すると約25,000t〜37,000tに相当します。
そこで、エネルギー効率向上を図るため、効率的に温度制御を行うための散水消雪設備制御システムや新設計の熱源機を開発しました。現在、上越新幹線の中島消雪基地へ先行導入し、省エネ効果の検証を行っています。
参考:プレスリリース
「省エネ型散水消雪設備制御システムの開発について」[PDF/1.1MB]