
ハイブリッド車両(燃料電池)試験車両の開発
JR東日本では「エネルギーの多様化」を目指しており、その一環として水素エネルギーの利活用を進めています。これまで水素をエネルギー源とする燃料電池車両の開発を進めており、”ハイブリッド車両(燃料電池)試験車両「FV-E991系」”を製作し、営業路線にて実証試験を実施することとしました。JR東日本が新たに開発する「FV-E991系」は、水素を燃料とする燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドシステムを搭載し、世界で初めて70MPaの高圧水素を利用できる燃料電池鉄道車両です。これにより、35MPaの燃料電池車両では困難だった長距離での鉄道走行が可能になります。今回の試験車両は、将来の実用化を念頭に置いた実証試験ができる構造や、営業車両として適用しやすい仕様としています。
参考:プレスリリース
「水素をエネルギー源としたハイブリッド車両(燃料電池)試験車両製作と実証試験実施について」[PDF/575KB]