
超電導フライホイールの開発
超電導フライホイール蓄電システムは、超電導技術により浮上させた大型の円盤(フライホイール)を回転させることによって、回生電力を運動エネルギーとして蓄え(充電)、必要に応じて運動エネルギーを再び電力に変換(放電)するシステムです。
鉛蓄電池やリチウムイオン電池と比較して、繰り返しの充放電による劣化が少ないことや、フライホイールを浮上・回転させることで、摩耗によるメンテナンスが不要になることなどのメリットがあります。現在、中央線穴山変電所(山梨県韮崎市)にて実証試験を計画しており、約400kWh/日の回生エネルギーの有効活用と、年間約64トンのCO2削減効果を見込んでいます。
参考:プレスリリース
「鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの開発について」[PDF/396KB]