
AIによる画像認識を用いた新幹線の着雪状態判別システムの開発
冬期の盛岡駅では在来線区間で車両に付着した雪が、新幹線区間を高速で走行中に落下することによる設備の損傷等を防ぐために、台車まわりの雪落し作業を行っている。その作業の実施要否を判断するために着雪量の判別を行っているが、人による判別にばらつきがあることに加え、判別のために要員を配置しているという課題がある。
駅に設置したカメラから着雪画像をオンラインで取得し、AIで作成した学習モデルにより着雪量を判別するシステムを開発した。ディープラーニングを用いたAI画像認識技術により、高い精度で着雪判別が可能となった。