地域と連携して進めるプロジェクト

14新潟駅付近高架化および駅周辺整備

南北市街地の一体化と魅力的なまちづくりに貢献します

新潟駅万代広場及び高架下交通広場の完成イメージ
(出典:新潟市)

新潟駅は、上越新幹線及び在来線の信越本線、白新線、越後線が乗り入れ、日本海側の交通拠点となるターミナル駅です。新潟駅周辺では従前、鉄道により南北の市街地が隔てられ、踏切による交通渋滞の発生や、土地の高度利用が図られていないことなどが課題となっていました。これらの解決のため、新潟市は、在来線2.5kmの線路を高架化する連続立体交差事業を含む「新潟駅周辺整備」を進めており、当社もこれらの事業に協力することで、駅周辺のまちづくりと地域の発展に貢献します。
2018年4月には高架一期開業により2箇所の踏切が廃止されたとともに、上越新幹線と在来線の同一ホーム乗換が可能となり、その後2022年6月には在来線全線の高架化が実現しました。今後は、新たに生み出された高架下空間においてバスターミナルを整備するとともに、ペデストリアンデッキを含む歩行者空間の整備を進め、駅とまちの一体感のある魅力的なまちづくりに貢献してまいります。

15幕張豊砂駅新設

京葉線 新習志野・海浜幕張駅間にゆったりとした時間の流れる
新駅「幕張豊砂」をつくりました

幕張豊砂駅は、幕張新都心拡大地区新駅設置協議会(構成員:千葉市・千葉県・イオンモール株式会社)からの要請を受け、京葉線新習志野・海浜幕張駅間の幕張新都心拡大地区に2023年3月に開業しました。駅舎は、「ゆったりとした時間が流れる新しい駅」をコンセプトワードとし、平日も休日もさまざまなお客さまがそれぞれのスピードで思い思いの場所へ向かえる公園のように明るく開放的な駅を目指しました。新駅建設箇所では上り線は高架、下り線は地平を走行しており、新設するホームも上下線で高さの異なる特徴的な構造となっています。

駅舎外観
新上りホーム

16秋田駅構内千秋山崎こ道橋新設

秋田駅東西をつなぐ幹線ルートを新設し市街地の一体化に貢献します。

こ道橋 完成イメージ

秋田駅は、秋田新幹線、奥羽本線、羽越本線が乗り入れる東北エリアの主要なターミナル駅です。秋田駅周辺は多くの路線が乗り入れる鉄道により、東西市街地の分断や一部道路での交通混雑などの問題があります。このような問題を解決するために、秋田市は秋田駅東第三・秋田駅西北の両土地区画整理事業区域を東西に貫通するルートとして新たな道路を計画し、駅東西市街地の一体化、交通混雑の緩和などに取り組んでいます。当社もこの事業に協力し、秋田駅構内で鉄道線路の下を交差する地下道路(内空幅20m)を新設することで、地域の発展に貢献します。

17須賀川駅東西自由連絡通路整備・駅舎改築

須賀川駅周辺の回遊性向上と交通拠点としての機能強化を図ります。

自由連絡通路・駅舎改築 完成イメージ

東西の地区を自由に行き来出来るようバリアフリーに配慮した東西自由連絡通路を整備し、須賀川駅へのアクセス及び、駅周辺の回遊性を向上させます。
また、自由連絡通路整備にあわせて須賀川駅のバリアフリー化、駅施設更新により利便性の向上を図ります。