取締役会
取締役会等の構成
取締役会は、社外取締役8名を含む16名で構成されており、原則として毎月1回開催し、法定の事項その他当社グループ全体に係る経営の基本方針や戦略、グループ経営上重要な事項について審議しています。また、業務執行取締役へ決定権限を委任した事項等について報告を受け、業務執行の監督を行っています。
取締役(社外取締役及び監査等委員を除く)7名及び常務執行役員10名で構成されるグループ経営会議を置き、原則として毎週1回開催し、取締役会の決議事項及びその他のグループ経営上の重要事項について審議・報告を行っています。
このほか、グループ全体の発展を期するため、社長を委員長とするグループ戦略策定委員会を置き、取締役や常務執行役員等をメンバーに、必要に応じて開催し、グループの事業戦略の策定・推進等に係る事項について審議しています。
取締役会の実効性の確保
社外取締役への情報提供
取締役会の実効性向上のために社外取締役による視察や現場訪問による社員との意見交換等を実施し、情報共有機会の充実を図っています。2024年度においても、以下の通り実施しました。
- JR東京総合病院視察(4月)
- 新幹線降車誘導訓練視察(5月)
- 川崎発電所視察(10月)
- TAKANAWA GATEWAY CITY視察(10月)
- CalTa株式会社視察(10月)
- インド高速鉄道プロジェクト視察(1月)
- ホテルメトロポリタン羽田視察(1月)


取締役会の実効性の分析及び評価結果
取締役会の実効性に関する分析及び評価を年1回行っています。
取締役会の実効性については、透明、公正及び迅速果断な意思決定をはじめとする取締役会の役割及び責務の観点から評価しています。
取締役全員による自己評価及び社外取締役に対するヒアリングをもとに、2025年5月の取締役会において、議論すべき事項が適切に審議されていること、職務執行の監督に役立つ報告が十分に行われていること、コンプライアンス等の体制が整備されていることなどが確認できました。この結果、取締役会はその役割及び責務を十分に果たしており、実効性があると評価しています。
このほか、社外取締役の意見を踏まえ、取締役会の実効性のー層の向上に向けて、社外取締役の現場視察や社外有識者の講演会実施など取締役のトレーニングを引き続き実施するとともに経営の意思決定の迅速化及びモニタリング機能の充実を図り、事業ごとのめざす姿や方向性を明確にするための議論をさらに充実させていくこととしました。
取締役会の実効性評価にかかる取組み

ピンチアウトで拡大できます