不動産・ホテル事業

不動産保有・活用ビジネス

方針
首都圏のエリア価値最大化をめざす大規模開発「Tokyo Metropolis Project」を推進します。高輪ゲートウェイ駅直結・都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」では100年先の心豊かなくらしのためのイノベーションや文化を生み続ける街が始動しました。時代を先取りしたソフト・サービス・革新性により業界やエリアをリードするビジネスを展開し、収益力を拡大します。

戦略

  • 変化・多様化するお客さまに対応しサービスを進化

    SC旗艦店では顧客の変化を踏まえた、トレンドの創造、海外ブランドの日本初出店、クリニック集積など新たな価値の創造やフロア構成を追求します。沿線型SCでは、地域事業者と連携した催事やローカルECなど、沿線の特色を活かした独自性の高い事業を展開します。

  • ホテルネットワーク拡大と収益力強化

    ホテルメトロポリタン大井町トラックス東京の開業により、さらなるネットワークの拡大、拡充を図るとともに、イールドマネジメントを強化し、収益を拡大します。また、インバウンド収入拡大に向け、OTA、海外エージェントへのアプローチを継続的に実施します。

    • OTA・・・オンライントラベルエージェントの略。実店舗を持たず、オンラインのみで取引を行う旅行会社

課題解決型のオフィス事業へ

駅直結・隣接の好立地や高スペックなビル機能に加えて、Suicaを活用したデジタルと不動産の融合や、シェアオフィスサービス「STATION WORK」を活用した働き方改革支援・オフィスワーカーのエンゲージメントを高めるイベント開催など、JRグループ各社との連携により企業の課題解決を図ります。

地域の魅力を発信する地方プロジェクトの推進

地方においては、駅施設や店舗一体となった開発を推進し、その地域ならではの魅力を発信するなど、移動の目的地をつくり、新たな流動創出を行います。

  • 2026年春グランドオープンするTAKANAWA
    GATEWAY CITY
  • 地域の魅力を発信する地方プロジェクトの推進

不動産回転ビジネス

方針
不動産保有・活用ビジネスと連動してセグメント全体の事業成長を推進するため、当社グループ資産活用による不動産回転ビジネスの加速とともに、駅を中心としたより広域な「まちづくり」を推進します。さらに、地方エリアでのサービス開発、「Suica経済圏」の拡大など、グループの総合力を活かした価値創造(くらしづくり)をめざします。

戦略

  • 社有地開発・売却推進

    • 収益不動産販売事業における社有地開発・売却を推進します。また、外部デベロッパーとの共同事業、及び単独開発展開による住宅分譲事業を加速します。また、広域品川圏など当社の強みを活かしたエリア資産価値向上、物流施設等の新たなアセット開発を推進します。

    • (仮称) JR船橋市場町社宅跡地開発計画
  • 不動産の取得・バリューアップ

    JR東日本不動産(株)(2024年7月設立)におけるマチナカ不動産取得・バリューアップ・売却を加速し、よりスピード感をもってさらなるビジネス領域を拡大します。

    不動産の回転型ビジネスモデル

マネジメントビジネス

方針
中核となるアセットマネジメントフィー収受に向けて、ファンドへの売却、出資を推進し、「不動産ファンド事業」における資産運用規模を拡大します。また、セグメント全体の価値最大化に向けて、プロパティマネジメント事業等での競争力強化をめざします。

戦略

  • 不動産ファンド事業拡大

    多様なニーズに応えられるファンド商品の拡充及び資産運用規模を拡大し、アセットマネジメントフィー収益を拡大します。また、グループ外企業との連携も含めたプロパティマネジメント事業の競争力を強化し、新たな魅力ある商品を開発します。

  • グループの総合力を発揮

    グループの総合力を活かしたファンドの資金調達力により新たな投資家を招聘するとともに、モビリティ、Suicaとの連携により、独自のサービス等の開発を推進します。