駅改良・開発プロジェクト

5東京駅南部東西自由通路整備

東京駅の東西地区の交流や連携を強化し、回遊性の高い歩行者ネットワークの形成を
図るため、東京駅南側に自由通路を整備します。

自由通路 完成イメージ

東京駅の北側には丸の内エリアと八重洲エリアを行き来できる自由通路が存在しますが、南側には自由通路が存在せず、丸の内エリアと八重洲エリアを繋ぐ東西方向の往来が限られることが課題となっていました。
この課題を解決するため、東京駅の南側の地下1階部分に自由通路を整備します。
自由通路の幅員は8m、延長は約290mとなり、ゆとりある歩行者空間を創出することを目指します。
自由通路の整備により、東西方向の回遊性を高め、日本の首都東京の顔に相応しい魅力的な都市空間を創出します。

6渋谷駅改良および共同開発ビル建設

国際的な観光文化都市「渋谷」の実現を目指します。

渋谷駅周辺地域においては、駅周辺の企業や自治体が協力し、災害に強く、めぐり歩いて楽しい、国際的な観光文化都市「渋谷」の実現を目指しています。
JR渋谷駅においては、現在南側にある埼京線ホームの移設(山手線ホームとの並列化)、山手線の1面2線化、駅コンコースの拡充およびバリアフリー設備の整備等を行い、お客さまが利用しやすい駅を目指します。また、駅と街区を一体的に開発し、東急、東京地下鉄と共同で3棟の共同開発ビルを建設します。

共同開発ビル(東棟) 2019年11月1日開業
渋谷駅周辺 将来イメージ

7品川駅改良・品川車両基地跡地開発

高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくりを進めるとともに、
品川駅の混雑緩和やバリアフリールートの拡充を進めます

品川駅~田町駅周辺エリアでは、東京国際空港にも好アクセスな立地特性を活かし、地域の歴史を継承しつつ、世界に新たなイノベーションを発信する場として「Global Gateway」を開発コンセプトに、品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)のまちづくりを推進しています。 2020年に開業した高輪ゲートウェイ駅をまちづくりの核として、地域と連携しながら、従来の発想に捉われない国際的に魅力ある交流拠点の創出を図っています。
また、品川駅についても、今後、駅周辺の開発やお乗り換えのお客さまの増加が見込まれることから、コンコース・自由通路の混雑緩和などの取り組みを実施していきます。

品川開発プロジェクト計画イメージ
品川駅北側コンコース改良イメージ

8御茶ノ水駅改良

四方を囲まれた厳しい施工条件下で駅のバリアフリー化を実現します

御茶ノ水駅は、東西を聖橋とお茶の水橋、南北を神田川と擁壁に挟まれた地理的制約があることから、これまで大規模な改良工事を実施することが難しく、バリアフリー設備が未整備であることが課題となっていました。
こうした課題を解決するため、神田川上に工事用桟橋を設置し、工事ヤードと搬入路を確保したうえで、線路及びホーム上空に人工地盤(コンコース)を構築し、エレベータ・エスカレーターを2019年1月に使用開始しました。引き続き人工地盤の設置を進め、聖橋口に駅前広場空間を整備します。

聖橋口の駅前広場完成イメージ
工事状況(2022年11月時点)

9中野駅自由通路・新駅舎整備・駅ビル開発

中野駅に新たな玄関口をつくります

中野駅は、既存駅舎である南口・北口のコンコース幅員が狭く、ラッシュ時等には非常に混雑することに加え、バリアフリー設備が未整備であることなどが課題となっていました。
今回、中野区より公共交通機関の利便性や歩行者の東西南北の回遊性を確保することなどを目的に駅西側線路上空への南北自由通路整備の打診があり、当社としても自由通路整備に併せて、新たな橋上駅舎を建設することで、前述の課題を解決するとともにお客さまの利便性を向上できることから計画を推進しています。新しい駅舎には、駅ビルを併設し、商業空間の強化・賑わいを創出する計画です。

駅舎完成イメージ
工事状況(2022年10月末時点)

10松戸駅改良

通路・コンコース拡張と駅ビル建設により、更なる利便性向上を目指します

松戸駅は、「バリアフリー設備の未整備」と「駅構内の混雑」という問題を抱えていましたが、2019年度にバリアフリー設備の整備が完了しました。
現在は、駅構内の混雑緩和対策に加え、更なる駅の利便性向上を目指し、東西通路・改札内コンコースの拡張、線路上空での駅ビル建設を進めています。

東西通路 完成イメージ
工事状況(2022年12月)

11武蔵小杉駅混雑緩和対策
(2面2線化・新規改札口整備)

安全で快適にご利用いただけるよう、ホームの混雑緩和を図ります

駅周辺における再開発事業に伴うご利用者の増加に伴い、武蔵小杉駅では抜本的な混雑緩和対策として、横須賀線下りホームを新設し、現在のホームを上り専用ホームとする工事(2面2線化)を進めてきており、2022年12月に新下りホームが使用開始となりました。今後、さらなる混雑緩和対策として、地方自治体と協力しながら新規改札口の設置を進めていきます。

新下りホーム
新規改札口外観イメージ

12浜松町駅自由通路・橋上駅舎新設

浜松町エリアの歩行者ネットワークの構築・交通結節点の機能強化を図ります

浜松町駅周辺では、交通結節点としての機能強化、都市環境への貢献を両立し、魅力的な国際都市の玄関口形成に貢献することを目的とした開発が進められています。
駅周辺開発により利用客数増加が見込まれることから、混雑対策や回遊性の向上を目的とした「北口東西自由通路」や「橋上駅舎の新設」および「南口自由通路の拡幅」を実施するとともに、駅ご利用のお客さまが快適に利用できるよう、ホーム拡幅やバリアフリー整備を進めています。

自由通路・橋上駅舎 鳥瞰イメージ
自由通路・橋上駅舎 外観イメージ

13新小岩駅南北自由通路整備・駅ビル開発

新小岩駅周辺地域の回遊性向上とお客さまの利便性向上を図ります

新小岩駅では、高架橋による街の分断を解消し、利便性と街の回遊性向上のために、駅改良を進めています。
2023年3月に南北自由通路を使用開始し、現在は、南口駅舎跡地を利活用し、地域の皆さまの生活に寄り添う暮らしの起点創造を目指し、自由通路が1階部分を貫通する地上6階建ての駅ビルの建設を進めています。

南北自由通路
全体外観 イメージ