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可能な限り当時の外観を再現 |
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駅舎等の本物は現存しませんが、外観については、当時の鮮明な写真、駅舎基礎など信頼性の高い資料が残っており、これを基に可能な限り正確に、本物が存在した「場所」の上に当時の「外観」を再現します。 |
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具体的には、史跡となっている駅舎の基礎石から寸法を正確に計測し、当時の鮮明な写真等から平面・立面的な規模、窓の大きさ及び外壁材の寸法等を算出しました。 |
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現行の建築基準法等による制約や建設当時に用いられた材料の入手の困難性、耐久性等から、オリジナルと異ならざるを得ない部分についても、当時の「外観」にできるだけ近いものになるように配慮いたしました。 |
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鉄道遺構は、良好な状態で現地に埋め戻し現状保存されており、復元駅舎はその直上に建設されます。 |
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見学窓の設置 |
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国の史跡として現地に埋め戻し保存されている旧新橋停車場の駅舎基礎、プラットホームの一部を、訪れた人々が見ることが出来るように4箇所の見学窓を設置します。 |
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ホームの復元 |
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復元駅舎と連続して25mの範囲でホームを再建し、当時の姿や構造をイメージできるようにします。 |
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軌道の復元 |
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軌道の復元については、旧史跡部分に使われていた0哩標識、レールを基に可能な限り復元いたします。 |
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駅舎内部に展示室を設置 |
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鉄道文化の発祥の地であり、明治期の日本の近代化の窓口となった汐留。財団法人東日本鉄道文化財団では、復元駅舎内に汐留の歴史・鉄道を紹介する展示室を設け、一般の人に広く楽しんでいただけるものとします。駅舎基礎石の見学窓や汐留で発見された鉄道遺物を展示するほか、当時の風景等を映像で紹介するコーナー、旧新橋停車場等に関するデータベース(パソコン)を設けるなど多様な演出で鉄道の歴史などを振り返るテーマ性の高いものとします。 |
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駅舎内部にレストラン出店 |
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JR東日本の外食グループ会社であるジェイアール東日本フードビジネス(株)が、世界的に有名な三國清三シェフのプロデュースによる、復元駅舎のイメージに相応しいヨーロッパスタイルのレストランを出店いたします。 |
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開業予定時期 |
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2003年春 |
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復元駅舎の事業主 |
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財団法人東日本鉄道文化財団
<http://www.ejrcf.or.jp/> |
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