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JR東日本からのプレスリリースを年度別に掲載しています。(JR東日本広報部)
平成13年3月12日


エコロジーキャンペーンの実施

当社では、昨年11月に環境経営を重要な柱の一つとする中期経営構想ニューフロンティア21を策定したことを機に、環境に関する2005年度に向けての目標を定めるなど、様々な活動を展開しています。具体的には、省エネ車両の導入やリサイクル、騒音の低減など様々な取組みと同時に、お客様に環境の大切さを訴えるキャンペーンも毎年行っています。
21世紀は「環境の世紀」とも言われており、企業に求められる役割はますます大きくなっています。今年度は、21世紀の始まりに、3月21日から4月20日まで、WWFジャパンと共同でエコトレイン2001を山手線で運行するなど以下の要領で、エコロジーキャンペーンを実施します。

1. エコトレイン2001の運行
環境問題の解決に向けて求められているのは、専門家の育成もさることながら、より多くの方々に環境問題の大切さを認識していただき、具体的な行動へ結びつけるきっかけを作り出す事です。今年度のキャンペーンでは、より多くのお客様に対して環境問題を意識していただくために、3分別ゴミ箱やリサイクルセンターなどの設備が整っており、使用済キップを再生したトイレットペーパーの設置など具体的な環境保全活動が充実している山手線で、「エコトレイン2001」を運行いたします。なお、「エコトレイン2001」の運行にあたっては、世界最大の自然保護団体であるWWFと共同で実施いたします。

(1) 概 要: 山手線1編成を「エコトレイン2001」とし、車内の掲示物や車体のデザインにより、環境問題をアピールします。
(2) テーマ: 「21世紀 私たちの地球〜生き物と資源の循環」
(3) 車 体: 先頭車両及び最後尾車両の車体全面に、自然環境の循環をイメージしたデザインをラッピングします。
(4) 車 内: 全車両(11両)の車内において、WWFジャパンが、人と自然とのつながりの大切さや、自然の循環を支える生き物の役割を訴えかけるメッセージを、JR東日本が資源の循環の大切さを訴えかけるメッセージを提示する他、共同で地球環境問題の大切さを訴えかけるメッセージを提示します。
(5) その他: 車内及びホームページで、環境問題の理解を深めることができる「エコロジークイズ」(監修:WWFジャパン)への参加を呼びかけます。
(6) 期 間: 平成13年3月21日(水)〜平成13年4月20日(金)

2. 駅や構内店舗でのポスター掲示等
駅においては、環境問題の大切さと当社の取組み状況をお客様にアピールするポスターを掲示します。
また、駅頭や支社玄関等で当社の取組み状況を概説したパネルを展示することにより、お客様だけでなく、地域の方々へも環境問題を訴えます。
さらに、グループ会社に対しても環境問題への意識づけを行うため、キヨスクなどの構内店舗にポスターを掲示を行います。


【参考資料】
WWF
2005年度達成環境目標