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建設プロジェクトを支える新技術

橋梁等の耐震補強工法

高架下利用空間等の狭隘箇所の施工に適した耐震補強工法

〜 特許番号 第4278056号、第4215659号、第4928159号 〜

RB(リブバー)耐震補強工法のイメージ

RP(リブプレート)耐震補強工法のイメージ

薄板多層巻き耐震補強工法

開発の概要

 分割した各種補強材を用いて人力による施工が可能な耐震補強工法で、高架下が店舗・倉庫等で利用されている場合など、狭隘空間での耐震補強において優れた施工性、経済性を発揮します。
 RB耐震補強工法は、広くその有用性が認められ、2013年度土木学会技術開発賞を受賞しました。

開発の効果

  • 補強後は、一般的な鋼板巻き耐震補強工法と同等の耐震性能が得られます。
  • 重機が不要で、高架下を利用している狭隘な空間でも施工できます。
  • 高架下利用空間への影響を最小限にして施工できます。
  • 支障物の移設、撤去が少なくなりコストダウンが可能です。
  • RB耐震補強工法、RP耐震補強工法は、斜角構造などの平行四辺形断面柱にも適用できます。
  • 薄板多層巻き耐震補強工法は、最も補強厚を薄くできる工法で、補強後の柱部材の占有面積を小さくすることができます。

工法名および共同開発者

  • RB(リブバー)耐震補強工法(東京鐵鋼株式会社、高周波熱錬株式会社)
  • RP(リブプレート)耐震補強工法
  • 薄板多層巻き耐震補強工法(東鉄工業株式会社、電気化学工業株式会社)

施工実績(2019年4月時点)

  • RB耐震補強工法:約9,500本
  • RP耐震補強工法:約180本
  • 薄板多層巻き耐震補強工法:約50本

柱の一面から施工可能な耐震補強工法

〜 特許番号 第3932094号 〜

一面耐震補強工法のイメージ

開発の概要

 柱の一面から施工できる耐震補強工法で、支障物の移設、撤去が難しい箇所での耐震補強において優れた施工性、経済性を発揮します。
 本工法は、広くその有用性が認められ、2009年度土木学会技術開発賞を受賞しました。

開発の効果

  • 補強後は、一般的な鋼板巻き耐震補強工法と同等の耐震性能が得られます。
  • 柱の一面が外部に露出していれば、高架下利用空間へ影響を与えずに施工できます。
  • 支障物の移設、撤去が最小限となりコストダウンが可能です。

工法名および共同開発者

  • 一面耐震補強工法(サンコーテクノ株式会社、アールシーアイ・セキジュ株式会社)

施工実績(2019年4月時点)

  • 一面耐震補強工法:約32,700本

地中に埋まる柱に適した耐震補強工法(地中部鋼板圧入工法)

地中に埋まる柱に適した耐震補強工法(地中部鋼板圧入工法)のイメージ

地中に埋まる柱に適した耐震補強工法(地中部鋼板圧入工法)のイメージ

開発の概要

 地表面から鋼板を油圧ジャッキ等により地中部へ圧入することにより地中部の既設柱等を補強する工法です。既設柱周りの仮土留め工および掘削・埋戻しが不要となり、大幅な工期短縮を図ることができます。

開発の効果

  • 地中部の既設柱と圧入鋼板の隙間へのモルタル充填は、四隅コーナー部のみの充填でも、鋼板巻立て補強工法と同程度の耐震性能を有します。
  • 鋼板巻立て補強工法などでは施工できない狭隘な箇所でも施工可能です。
  • 地中部の仮土留め工・掘削・埋戻しが不要のため,工期短縮・コストダウンが可能です。

工法名および共同開発者

  • 鉄建建設株式会社

施工実績(2019年3月時点)

  • 約400本

高架下を利用しているRC橋脚を側面から補強する耐震補強工法(側面補強工法)

高架下を利用しているRC橋脚を側面から補強する耐震補強工法(側面補強工法)のイメージ

高架下を利用しているRC橋脚を側面から補強する耐震補強工法(側面補強工法)のイメージ

開発の概要

 高架下に機器室等の支障物がある場合、既設RC橋脚の側面(2面)を補強することにより、曲げ補強効果が得られる耐震補強工法です。

開発の効果

  • 補強後は、既設橋脚の軸方向鉄筋が途中定着されている「段落し部」での損傷を防止することができます。
  • 橋脚側面(2面)が外部に露出していれば、高架下の建物等に影響を与えずに施工できます。
  • 支障物の移設、撤去が最小限となりコストダウンが可能です。

施工実績(2020年4月時点)

  • 橋脚 7基

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