駅の小さな物語

中央本線

下諏訪駅(しもすわえき)

SHIMO-SUWA

〔東京起点 206.3キロメートル〕

下諏訪駅 下諏訪駅

下諏訪駅は製糸業関係者が早くから鉄道建設を願っており、町の中心近くに設置され、製糸業は急速に発展した。戦時中から精密工業の工場が作られ、その後の工業都市のきっかけとなった。諏訪大社と諏訪湖の観光駅でもある。

所在地 長野県諏訪郡下諏訪町広瀬町
開 業 明治38年(1905年)11月25日
標 高 768メートル
一駅一名物 小林一茶の句碑
駅舎改築 昭和25年3月、昭和38年3月、平成10年2月

小林一茶の句碑

一茶の直筆を復元し、町の特産でもある六方石に刻まれた句碑です。「甲斐信濃 乙鳥(ツバメ)もしらぬ 里もなし」は、一茶が中仙道下諏訪宿を訪れた際に御射山を詠んだものです。

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