駅の小さな物語

篠ノ井線

姨捨駅(おばすてえき)

OBASUTE

〔塩尻起点 54.2キロメートル〕

姨捨駅 姨捨駅

篠ノ井線の中でも特に険しい山々の中腹に位置し、急勾配のため蒸気機関車の給水や列車の行き違いの必要上から水の豊富なこの地に駅を建設した。千曲川を望む車窓は美しく、特に棚田に映る「田毎の月」は絶景である。

所在地 長野県千曲市大字八幡4947番地
開 業 明治33年(1900年)11月1日
標 高 547メートル
一駅一名物 松尾芭蕉の句碑
駅舎改築 平成22年7月

松尾芭蕉の句碑

姨捨は伝説と月の名所。俳聖・芭蕉が「更科紀行」で詠んだ「おもかげや姨ひとりなく月の友」の句碑と投句箱がホームに並んで建っています。

駅の小さな物語 インデックスへ戻る