駅の小さな物語
中央本線
茅野駅(ちのえき)
CHINO
〔東京起点 195.2キロメートル〕


明治38年に駅が開業すると、寒天や高原野菜などの貨物輸送で賑わい、近年では精密工業などで地域は発展した。大自然に恵まれた八ヶ岳山麓、蓼科、白樺湖高原などの観光の拠点駅として、茅野駅は四季を通じて訪れる人が多い。
所在地 | 長野県茅野市ちの |
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開 業 | 明治38年(1905年)11月25日 |
標 高 | 790メートル |
一駅一名物 | 八ヶ岳産の黒耀石(こくようせき) |
駅舎改築 | 昭和61年3月 |
八ヶ岳産の黒耀石

黒耀石は八ヶ岳山麓や和田峠に産出し、旧石器時代から縄文時代まで狩猟道具や調理道具として珍重されました。昭和30年ごろ、八ヶ岳山麓から黒耀石の巨岩を運び出し、地元の小学校とともに茅野駅に展示されました。
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