JR東海道線で100年ぶりとなる新駅
東海道本線村岡新駅(仮称)設置
JR東日本では、東海道線(JR東日本管内)では100年ぶりの新駅となる村岡新駅(仮称)の設置工事を進めています。大船駅と藤沢駅の駅間に位置している旧湘南貨物駅の跡地が活用され、神奈川県、藤沢市、鎌倉市、そしてJR東日本の4者が連携して2032年ごろの開業を予定しています。新駅設置により、交通利便性の向上に加え、周辺地域と連携した新しいまちづくりの拠点となることを目指していきます。
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新駅設置に向けた線路切換工事
新駅のホームは東海道上下線の線間に設置予定です。そのために、空きスペース確保にむけた貨物上下線・東海道上り線を移す線路切換工事を事前に行います。切換工事に向けた確実な工程管理や切換当日のリスク対応など、入念な準備が求められ、その取りまとめもプロジェクト管理の大切な業務の一つです。このような大規模工事を成し遂げるために各系統が協力してプロジェクトを推進していきます。
電車線路設備のシステムチェンジ
新駅設置のための大規模線路切換工事に向け、営業列車が走っていない夜間時間帯にて、高所作業車・軌陸クレーン(線路上を走れる工事車両)などを活用して電車線路設備改良工事を行っています。架線設備は、電線本数や金具点数が少ないインテグレート架線を導入し、サステナブルな設備へと更新を進めています。新設する支持物は設計段階で技術計算を行い、安全・安定輸送を実現できる設備となっています。
快適さと環境配慮を兼ね備えた駅づくり
当社の目標である「2050年度のCO2排出量実質ゼロ」実現のため、SIOでも数々の検討を重ね、村岡新駅(仮称)は駅舎として国内初のZEB認証を取得しました。
駅を使う人々にとって快適であることはもちろん、地球環境にとっても快適な駅を実現するため、日々、社内外の関係者と打ち合わせ・調整を重ね、設計・施工を進めています。
新駅開業へ向けた信号設備の最適化
新駅設置に伴い、信号設備やホーム設備の新設を進めています。設備の新設を行うだけではなく、信号機の配置見直しや踏切制御の最適化に取り組むことで、安定的な列車運行の実現に取り組んでいます。信号設備は直接お客さまの目に触れる機会は少ないですが、列車の安全で安定した運行に大きく関わる重要な要素です。そのため、お客さまの快適な利用のために、日々設計・施工・調整を行っております。
安心・安全に使える駅づくりをするために
新駅開業に向け、通信系統では「安心・安全に使える駅づくり」を行うため車掌用ITV設備や防犯カメラ、自動火災報知設備の設計施工を担当しております。これらの設備は、駅をご利用されるお客さまの安全確保と、列車の安全安定輸送に寄与しています。地域の玄関口となる駅において、信頼性を高める重要な設備です。最新技術の導入や将来的な拡張性も考慮しながら、お客さまが安心して利用することができる駅づくりに尽力しています。