院長挨拶

JR東京総合病院は、1911年に鉄道院職員救済組合の事業として開設され、100年以上の歴史があります。その後、1987年の国鉄民営化を経て、東日本旅客鉄道株式会社の直営病院となりました。それまでの職域病院から一般病院に衣替えし、以来、地域の方々をはじめ、広く皆さまの病気の治療及び健康維持に貢献すべく、日々の診療に精力的に取り組んでいます。
JR東日本グループの社会貢献・地域貢献の一翼を担うべく、安全で質の高い医療サービスの提供を病院運営の主眼としています。新宿という副都心にあって、CureとCareを両立した「患者ファーストの病院」を目指しています。Cureとは良質で高度な医療であり、皆さまの疾病の治療、予防、および健康増進に寄与できるようにスタッフ一同、総力を挙げて取り組んでいます。Careとは心配りであり、受診のしやすさ、患者さまへの温かな対応、親身の相談などを通して、地域と患者さまから選ばれる病院を目指しています。さらに、若手医師やメディカルスタッフの臨床教育、看護師の育成、医師の働き方改革などにも力を入れています。当院で働くスタッフ全員が、生き生きとやりがいを感じ、皆さまのために、誇りを持って働けるように環境を調えることが、私の院長としての使命と考えております。
今後とも、患者さまに高度で良質な医療を提供し、皆さまから選ばれる病院になるべく、スタッフ一同努力してまいりますので、宜しくお願い申しあげます。