山形県山形市
蔵王国際ホテル
豪雪地帯「蔵王」で露天風呂。雪の中で「いい湯だな~♪」「蔵王国際ホテル」の雪見風呂で、温泉を味わう
季節の特集
外はさむーい! はずなのに、湯気が「もくもく」であたたかい

「もくもくもく……」
深く降り積もった雪のなかから、湯煙が立ちのぼっていました。今日は、山形県蔵王(ざおう)温泉にある「蔵王国際ホテル」へ、冬の露天風呂を楽しむためにやってきました。
蔵王国際ホテルまでは、JR「山形駅」の西口から無料送迎バスで40分ほどで到着します。または、山形駅から山交バスに乗り、「蔵王温泉バスターミナル」で下車して向かうことも可能です。蔵王温泉は山形市の東南部に位置する温泉街。豪雪地帯なので、樹氷やスキーでも人気の地域です。
露天風呂に入るために屋外に出たのぼるくんとお父さんは、その寒さに「ぶるぶる」と肩を震わせました。「ひゃ~! さむい、さむい!」湯煙が立ちのぼる温泉へ、急いで向かいます。「ぽちゃん」と湯につかると、体いっぱいにあたたかさが広がります。「あったか~い」のぼるくんとお父さんの表情がいっきにゆるんでいき、とっても気もちが良さそうです。

温泉のお湯は乳白色で、底にふれるともやもやと白い粉(湯の花)が湯の中で舞い上がります。「なんで、お湯が白いのかな?」と、のぼるくんがお父さんにたずねました。「温泉に含まれる成分が、空気にふれると白く濁るからだそうだよ」と、お父さんが答えます。
温泉の湯の色には、透明や白以外に、赤、黒、緑色、青などの色があります。それぞれ、温泉に含まれる成分によって色が違ってくるそうですよ。



温泉と雪のコントラストを楽しもう

のぼるくんは、湯船のまわりに積もった雪をひとつかみ。昨夜に積もったばかりの雪は、綿あめみたいにやわらかく、「ふわふわだ!」と、のぼるくんはびっくり。「ぎゅっ」と握っても、「さらさら」と簡単にくずれてしまいました。
冷たい雪とあたたかな温泉のコントラストで、いつもとは違う温泉が味わえます。のぼるくんとお父さんは、親子水入らず、温泉を楽しんでいました。
足湯で「ちゃぷちゃぷ」。体をあたためよう

さて、ふたりが温泉を楽しんでいるころ、ちえりちゃんとお母さんは、足湯を「ちゃぷちゃぷ」。足元からぽかぽかとしてきます。
そこに、温泉からあがったのぼるくんとお父さんが、「おまたせ~!」と元気に現れました。あたたかな温泉に入って、みんなは体も心もパワーアップできたようです。



スポット情報 SPOT INFORMATION

住所 | 山形県山形市蔵王温泉933 |
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おもなアクセス | JR「山形駅」から山交バスに乗り約40分、「蔵王温泉バスターミナル」下車。そこから徒歩10分 ※JR「山形駅」から無料送迎バスもあります。3日前までに要予約。 |
TEL | 023-694-2111 |
営業時間 | <日帰り入浴(八右衛門の湯)>12時~15時の間で受付 ※来館時に貸切風呂の空きがあれば、貸切風呂の「山の恵み湯」、「森の恵み湯」、「里の恵み湯」も入浴できます。貸切入浴時間は45分。 |
休館日 | 2019年12月3~5日、2019年12月8~12日、2020年1月14~15日 |
料金 | <日帰り入浴> 入浴料:1,100円 山の恵み湯:3,300円 森の恵み湯:2,200円 里の恵み湯:3,300円 ※八右衛門の湯は入浴料のみ。山の恵み湯、森の恵み湯、里の恵み湯は入浴料のほかに、上記の金額を頂戴します。 ※宿泊は各種プランあります。 |
WEBサイト | 蔵王国際ホテル http://www.zao-kokusaihotel.jp/ ※くわしくは、WEBサイトをご参照ください。 |
※記事内の料金・価格はすべて税込です。 ※掲載の情報は2019年11月末時点のものです。今後、変更がある場合もございますので、くわしくはWEBサイト等でご確認ください。 |