未来への挑戦
次世代の運転システムを
創り上げる
TAKANORI HATANO
畑野 孝典
2007年入社/運転
Question.01
現在、どのような業務を
実施していますか?
電気SIOの次世代運転システムユニットは、鉄道システムを作る側と使う側を繋ぐ「コーディネーター」として活躍しています。各系統と調整し、ユーザー視点のシステムを提案することで、安全で利便性の高い設備になるように検討しています。主な件名として、羽田空港アクセス新線、中央線グリーン車導入、D-ATC車上データベース改修、輸送改善施策や連動更新に関する切換工事など、運輸に関係する件名を幅広く担当しています。
Question.02
現在の仕事のやりがい・面白い
ところはどこですか?
鉄道システムは常に進化を続けています。ATACS(埼京線などに導入されている保安装置)の他線区展開や、首都圏のホームドア導入に伴うTASC(停止位置に正確に停まる定位停止位置装置)整備、ATO(自動車運転装置)導入など計画されています。将来の運転システムを創り出す業務に携われていることにやりがいを感じます。
Question.03
これまでで一番思い出に残っている
業務について教えてください。
青梅線の拝島駅での地上子検討業務が印象に残っています。拝島駅は分割・併合が行われる駅であり、TASC地上子とATS-P地上子の検討の他、分割・併合時の列車の動きや運転取扱いなど、総合的に検討しなければなりませんでした。現在のルールの範囲では解決できない課題があった為、本社・支社、乗務員区を巻き込んで課題解決に向け調整を行い、課題が複数ある際は優先順位を決めて進めることが重要だということを学びました。
Question.04
これからの夢やビジョンを教えてください!
運輸の仕事は駅や乗務員、指令、企画業務など多岐にわたり、今後は更なるシステム化が進んできます。ユーザー視点を取り入れつつ全体最適のシステムを作る為に、これまで以上に運輸の知識を磨き上げ、他系統の知見も広げていくことで、次世代の輸送システムを創り上げていきたいと思います。
Question.05
就活生にアドバイス!
鉄道は様々な系統によって支えられています。私は運転士をしている時にあまり意識をしていませんでしたが、運転設備計画業務に携わるようになり、鉄道は多くのインフラ設備によって支えられているのだと実感しました。これら多くの鉄道インフラをどの様に進化させていくかは、これから入社してくる皆様の技術力にかかっています。学生時代は自身の得意分野を伸ばすと共に、様々な分野にも興味を持ってください。「何故こうなっているだろう?」と、何故なぜを掘り下げる取り組みを意識すると、鉄道システムを作る上で必ず役立ちます。将来の鉄道を皆様と一緒に作っていける日を楽しみにしています。
子供が4歳と1歳ですので、家族で過ごすことが多いです。
最近は一緒にプロ野球観戦へ行きました。球場で飲むビールはサイコーです!