豊かな地球環境のために

気候変動の影響をふまえ、カーボンニュートラルの実現やエネルギーの安定確保に取り組みます。
資源循環や生物多様性の保全にも力を入れ、持続可能な社会をめざします。

  • 2 飢餓をゼロに
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 14 海の豊かさを守ろう
  • 15 陸の豊かさも守ろう

基本的な考え方

気候変動の進行や自然災害の激甚化は、JR東日本グループの事業活動にさまざまな影響を及ぼす可能性があり、持続的な成長をめざすうえで重要な課題です。事業基盤の安定を図るためには、地球環境の保全に取り組むことが不可欠であり、環境との調和は企業の責任でもあります。また、豊かな自然環境は、地域の魅力を高め、観光や新たな事業の創出につながる重要な資源ともなります。環境への配慮は、社会からの信頼を高めるとともに、競争力の向上にも寄与します。こうした認識のもと、グループ全体で環境課題に多面的に取り組み、地域社会との共創を通じて、持続可能な社会の実現と企業価値の向上をめざします。

環境パフォーマンスデータの保証対象について

当ウェブサイトに掲載している環境パフォーマンスデータは、その信頼性を担保するため、KPMGあずさサステナビリティ(株)による限定的保証を受けています。なお、保証対象となっている情報を明確にするため、保証対象とした情報については「☆」を付しています。

カーボンニュートラル

目標

  • ゼロカーボン・チャレンジ2050
  • 多様なエネルギー活用

方針

地球温暖化の防止に向けたCO₂削減は地球規模の課題です。鉄道は運輸部門において、輸送量あたりのCO₂排出量が相対的に少なく、環境にやさしい輸送機関です。一方で鉄道事業は多量のエネルギーを消費する産業でもあり、CO₂削減への取組みは企業としての重要な責任です。
私たちは、脱炭素社会の実現に貢献し、そして将来にわたって選ばれる交通機関であり続けるために、鉄道の環境優位性をさらに高めていきます。

KPI

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KPI(2030年度の数値目標) 2024年度実績
グループのCO2排出量(2013年度比)

50%減

18.1%減

再生可能エネルギーによるCO2削減量

52万t-CO2

14.1万t-CO2

サーキュラーエコノミー

目標

  • 3Rの推進

方針

列車や駅から毎日排出される一般廃棄物や総合車両センターからの産業廃棄物、車両洗浄による排水、また生活ソリューション事業における飲食業の生ゴミや小売業の一般廃棄物など、JR東日本グループの事業活動における環境負荷は多岐にわたります。限りある資源を有効に活用し、持続可能な社会を実現するためには、廃棄物の削減と資源循環の取組みが不可欠です。
JR東日本グループは、廃棄物の削減や、リサイクル、アップサイクルの推進など、グループ全体でサーキュラーエコノミーの実現をめざし取組みを進めていきます。

KPI

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KPI(2030年度の数値目標) 2024年度実績
駅・列車ゴミにおけるペットボトルのリサイクル率

100%

99%

廃棄物のリサイクル率

80%

87%

★はJR東日本単体の数値

ネイチャーポジティブ

目標

  • 生物多様性の保全

方針

JR東日本グループの営む事業は多岐にわたりますが、特に鉄道事業は、列車の運行や必要な施設の整備を通じて、自然環境にさまざまな影響を与えます。生物多様性を維持する取組みは、持続可能な経営基盤の構築に必要であり、各種取組みを継続することでネイチャーポジティブを実現していきます。

KPI

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KPI(2035年度の数値目標) 2024年度実績
ふるさとの森づくりでの植樹本数

累計30,000本
(2025年度から2030年度の累計)

鉄道開業150th ~鉄道はもっとサステナブルな乗り物へ~

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