Environment 環境
生物多様性の保全・地域社会との共生
地域社会との共生を目指し、環境活動を進めていきます
各種取組み
ふるさとの森づくり
自然への感謝の気持ちを持つとともに、生物多様性を守り持続可能な社会へ貢献するため、その土地固有の樹木を植えて森を再生させる活動「ふるさとの森づくり」を2004年から継続して実施しています。
2019年からは四万ふるさとの森づくりとして、2019・2020と実施、2020年は約30種類計2500本の苗木を植樹しております。※2021年は中止
新しい鉄道林の整備
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新しい鉄道林植樹式 -
鉄道林
東北本線で地吹雪から鉄道を守るため鉄道林が設けられてから、その後吹雪防止や土砂崩れ防止などの目的で全国各地に鉄道林が設置されてきました。「鉄道林」は、当社全体で約3,900ヘクタール、約580万本、約1,080箇所保有しており、現在、更新時期を迎えた樹木を約20年かけて植え替える「新しい鉄道林」プロジェクトをスタートし、その再生を推進しています。
宮中取水ダムでの取組み
信濃川発電所の宮中取水ダムには、20種を超える魚類の生息が確認されており、多くの魚類が魚道を利用できるよう「大型魚道(アイスハーバー型)」「小型魚道(階段式)」「せせらぎ魚道」の3つの魚道を設置しています。魚道観察室では、魚が遡上する様子を観察することができ、6月頃はアユ、9月中旬頃から11月上旬頃はサケの遡上が見られます。
干潟の整備

WATERStakeshibaにおいて干潟を整備し、地域の学校等と協力して水棲生物の観察・調査などを実施したほか、継続して環境調査等を行っています。
出前授業
持続可能な社会づくりに貢献するため、次代を担う子どもたちに対し、「環境問題」や「社会とのつながり」を理解してもらうための環境教育プログラムを2009年度からスタートしました。2013年度からは、各地域の社員が主に直接学校へ出向いて授業を行い、学校教育のサポートをしています。2017年度には経済産業省主催の「第8回キャリア教育アワード」において優秀賞を受賞しました。
【教育プログラム問い合わせ】
03-5334-1433
*資料請求など、学校関係者の方に限ります
新幹線沿線の環境対策

JR東日本では東北・上越新幹線(整備区間を除く)沿線の騒音については、家屋の立地状況等に応じて、環境省からの指導に基づき、騒音レベルを75dB以下とする対策を進めております。周辺環境や設備の状況等により、防音壁のかさ上げや吸音板の設置などを行っております。
新幹線沿線環境対策における製品開発
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全天候型吸音材を使用した吸音板 -
NIDES-AL
新幹線の騒音対策に向けて技術開発に取り組んでいます。防音壁材料の一部をアルミ製にすることで軽量化し、施工性を向上させた「NIDES-AL」、防水効果を高め、湿潤な環境でも高い性能を発揮する「全天候型吸音板」をメーカーと共同で開発しました。全天候型吸音材はリサイクル由来原料を25%程度含有しており環境に配慮しています。
共生社会の実現に向けた取組み
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JR東日本ボッチャ大会 -
社内義足体験会
多くのお客さまがご利用になられる鉄道会社だからこそ、障がいの有無にかかわらず活躍できる共生社会の実現に向けて取組みを進めています。TOKYO2020を契機にボッチャ日本代表のゴールドパートナーとして、アスリート講演会、ボッチャ大会へのボランティア派遣、ボッチャ普及のため社内大会の開催等を実施しています。