
JR東日本グループでは、2050年度のCO2排出量「実質ゼロ」を目指す「ゼロカーボン・チャレンジ 2050」の取り組みの一環として、浜松町駅周辺エリアで燃料電池バス(JR 竹芝 水素シャトルバス)を運行しています。

JR東日本グループは、2020年度、新たに環境長期目標 「ゼロカーボン・チャレンジ2050」を策定し、グループ一体となって、2050年度のCO2排出量「実質ゼロ」に挑戦します。これにより「脱炭素社会」への貢献とともに、環境優位性のさらなる向上と、サスティナブルな社会の実現を目指します。
目標達成に向けては、風力や太陽光といった再生可能エネルギー電源の開発推進と導入を加速したり、品川開発プロジェクトにおける環境エネルギーの導入を進めて需給一体となった「エネルギーマネジメント」の実現を進めます。また、水素を燃料とする燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドシステムを搭載した試験車両(愛称:HYBARI)の開発を進め、2022年3月頃より鶴見線、南武線で試験車両の実証試験を開始する予定です。
「JR竹芝 水素シャトルバス」の運行も、この「ゼロカーボン・チャレンジ2050」達成に向けた取組みの一つです。
品川開発プロジェクトにおける
環境エネルギーの導入蓄電池電車の展開
川崎火力発電所における
脱炭素化の推進燃料電池車両の開発
2018年9月からJR東日本とトヨタ自動車は、鉄道と自動車のモビリティ連携を軸として、新しい水素社会をめざした様々な取り組みを行っています。
将来的には、駅を中心とした水素利活用のしくみを構築して、低炭素で魅力ある地域づくりをめざしています。

燃料電池バスも、トヨタ自動車のFCバス「SORA」で運行しています。
燃料電池自動車「MIRAI」向けに開発した「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用し、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能を実現しています。
車体のデザイン・特徴
燃料電池バスは、「水」をイメージした青いデザインです。2台のうち1台に「SDGs デザイン」、もう1台に「ゼロカーボン・チャレンジ 2050 デザイン」を期間限定でラッピングします。
- SDGsデザイン
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車体側面・後部へSDGsロゴ・カラーホイール等を表示します。
後部
前部
- 拡大図
- ゼロカーボン・チャレンジ 2050デザイン
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車体側面と後部に脱炭素社会へ向けたイメージ・イラストを表示します。
後部
前部
- 拡大図
JR竹芝水素シャトルバスは「WATERS takeshiba」のまちびらきに合わせて運行をスタートしました。
東京駅から竹芝周辺、日の出ふ頭を循環するシャトルバスで、ジェイアールバス関東株式会社が運行を担っています。
- ●東京駅
各新幹線をはじめ、多数の在来線が発着する東京の玄関。移動のためのターミナルとしてはもちろん、ショッピングやグルメ、ホテルライフも楽しめるひとつの「街」としての魅力もいっぱいです。
東京駅
- ●WATERS takeshiba
浜離宮恩賜庭園前面のおだやかな水辺に面した自然豊かなウォーターフロントの複合施設です。
「感性に遊び場を。」をコンセプトにした成熟した大人の空間「アトレ竹芝」をはじめ、劇団四季の専用劇場「JR東日本四季劇場[春][秋]」や、ラグジュアリーホテル「メズム東京、 オートグラフ コレクション」、船着場、干潟などがあります。水上バスの船着場からは、浅草、両国、お台場、豊洲など東京の別の観光地へ行くこともできます。
公式ホームページ https://waters-takeshiba.jp/WATERS takeshiba
芝生広場(プラザ)アトレ竹芝
共用部レストスペースメズム東京、
オートグラフ コレクションJR東日本四季劇場[秋]
エントランス
- ●Hi-NODE TOKYO HiNODE PiER
東京湾を一望する、海と芝生に囲まれた船客待合所とレストランから構成される施設です。
Hi-NODE TOKYO HiNODE PiER
運行ルート・所要時間
時刻表
- 注意事項
- ※定員は70名となっております。定員を超える場合はご乗車いただけません。また、予告なく車両が変更し、定員減となる場合があります。
- ※事故・悪天候により、予告なく運休となる場合があります。
主な目的地
WATERS takeshiba公式ホームページ https://waters-takeshiba.jp/

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