お身体の不自由なお客さまへ

現在のページは歩行の不自由なお客さまへ車いすをご利用のお客さまへです。

障害者手帳をお持ちの方、ご高齢の方、お怪我をされている方等、お身体が不自由であったり、歩行が困難な方は車いすで鉄道をご利用になれます。

手動車いすの写真

手動車いす

ジョイスティック型電動車いすの写真

ジョイスティック型電動車いす

ハンドル形電動車いすの写真

ハンドル形電動車いす

ご利用になる前に必ずお読みください。

ご利用時

  1. ①ご利用可能な車いす

    長さ・高さが120センチメートル、幅が70センチメートル程度
    ※上記の寸法を超える車いすをご利用になる場合はご相談ください。

  2. ②駅の利用

    • ご利用にあたっては、時間に余裕をもって駅にお越しくださいますようお願いいたします。
    • 駅をご利用の際には、駅係員がホームまでのご案内および列車の乗降のお手伝いをさせていただきます。スムーズにご利用いただくために関係箇所との調整が必要な場合がありますので、事前の連絡にご協力をお願い致します。連絡先や各駅のバリアフリー情報などについては、「らくらくおでかけネット」の中でご覧いただけます。

      「らくらくおでかけネット」はこちら

    • 上記リンクから交通エコロジー・モビリティ財団が運営する駅のバリアフリーに関する情報がご覧いただけます。「らくらくおでかけネット」内の「駅・ターミナル情報」から検索してください。

      バリアフリー情報のある駅

    • 上記リンクから、バリアフリー設備の設置がある駅に関する情報がご覧いただけます。
  3. ③盲導犬、介助犬、聴導犬

    身体障害者補助犬法に定める盲導犬、介助犬、聴導犬については、無料でお連れいただけます。

  4. ④係員のご案内

    • 駅において、係員がホームまでのご案内および列車の乗降のお手伝いをさせていただきます。
    • 車いす対応のエスカレーターやエスカル(車いす用階段昇降機)は係員が操作いたします。
  5. ⑤ホームと車両の段差・隙間の縮小対策

  6. ⑥ホームと車両の段差・隙間の縮小対策実施駅におけるご乗車までの待ち時間短縮の取組み

    • 一部対象駅にて、ご自身で降車を希望されるお客さまには、乗車時は従来どおり係員がご案内いたしますが、係員による降車駅への連絡を省略することで、乗車駅での待ち時間短縮を図ります。
    • なお、乗車時・降車時ともに係員によるご案内を希望されるお客さまには、従来どおり降車駅への連絡を行ったうえで係員が乗車時・降車時ともにご案内いたします。詳細につきましては、下記をご参照ください。
      車いすをお使いのお客さまがご利用しやすい環境整備について
      ~ご案内の待ち時間短縮の取組み~
  7. ⑦その他のお願い事項

    • 駅・列車内で化粧室のご利用などの介助が必要なお客さまには、介助の方がご同伴いただきますようにお願いします。介助の方には、駅・列車内での介護や援助および緊急時の誘導などをお願いすることがございます。
    • 混雑時や列車運行上支障がある場合、また時間帯などによってはお待ちいただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。

デッキ付きの車両ご利用時

  • サイズを満たす手動車いす・ジョイスティック形電動車いすでご利用になれます。
  • ハンドル形電動車いすは、サイズ・直角路走行性能・180度回転性能を満たす場合に一部の列車をご利用になれます。(詳細は「ご予約時及びご購入時」参照)ご利用の際には、お客さまご自身でお持ちの車いすが条件を満たしているかご確認をお願いいたします。

ご予約時及びご購入時

新幹線または在来線特急列車には、車いす対応座席をご用意している列車がございます。また、一部の新幹線においては、車いす用フリースペースを設置した列車もございます。なお、新幹線に運休等が発生する場合、ご希望に添えない場合がございますので、あらかじめご了承ください。
車いす用フリースペース設置の新幹線は以下のとおりです。

対象列車一覧
新幹線車いす用フリースペース

新幹線車いす用フリースペース(イメージ)

  1. ①駅・電話でのお申し込み方法

    車いす対応座席および車いすスペースのご利用にあたっては、ご予定が決まり次第、みどりの窓口へ直接または電話でお申し込みいただき、お申込みいただいた駅にてご乗車までにきっぷをお求めください。ご乗車1カ月前の日の10時から承りますが、満席等の場合は、ご希望の列車にご乗車いただけない場合がありますので、お早めのお申込みをお願いいたします。

    ※2024年4月1日より、在来線特急列車に加えて新幹線の車いす対応座席のご予約も、JR東日本お問い合わせセンター(050-2016-1600)が各駅へおつなぎいたします。

    新幹線・在来線特急列車停車駅 電話番号

  2. ②WEBでのお申し込み方法(JR東日本の新幹線)

    JR東日本の新幹線を車いす対応座席および車いすスペースでご利用になる場合、WEBでのお申し込みを受け付けております。

    ※新幹線のご利用がJR東日本の新幹線駅から出発のものに限ります。

    JR東日本新幹線車いす対応座席
    WEB申込み

  3. ③ハンドル形電動車いすご利用のお客さまへ

    • 一部のデッキ付きの車両においては、サイズ、直角路走行性能及び180度回転性能を満たすハンドル形電動車いすでご利用になれます。(多目的室をご利用いただきます。)

      ※ご利用可能なデッキ付きの車両は、東北・秋田・北海道新幹線(E5系・E6系)、上越・北陸新幹線(E7系)、山形新幹線(E8系)、総武線特急(E259系)、常磐線特急(E657系)、中央線特急(E353系)、東海道線特急(E261系)です。

    • 直角路走行性能 及び 180度回転性能は下記のとおりです。お客さまご自身で満たす車いすであるかご確認をお願いいたします。

      【直角路走行性能】
      幅0.9mの直角路を5回までの切り返しで曲れること。かつ、幅1.0mの直角路を切返しなしで曲れること。
      【180度回転性能】
      1.8m未満の幅で180度の回転ができること。
    • 上記直角路走行性能及び180度回転性能については、本体にJIS規格として車いすの製品特性を分かりやすく表示している星数表示シールの「回転性能」欄が星印3つ(JIS 認定取得のハンドル形電動車いす)、回転性能表示シールの「回転性能」欄の丸印3つ(JIS 認定未取得のハンドル形電動車いす)、または社団法人交通バリアフリー協議会がこれまでに発行または一般社団法人日本福祉用具評価センターが発行した「改良型ハンドル形電動車椅子用ステッカー」が貼付されている場合は、要件を満たしています。上記以外でも満たしている機種があるのでお客さまご自身で確認いただきます。
    • 設備等の設計は、国土交通省のガイドラインを踏まえ、上記の要件としているため要件を満たす車いすでのご利用をお願いいたします。
    • ハンドル形電動車いす利用のお客さまがご乗車いただける列車の多目的室については、ハンドル形電動車いす利用のお客さまと同様に「車いす対応座席」「車いすスペース」ではご利用いただけないお客さまもご利用いただける場合がありますので、お申込みの際に駅係員にご相談をお願いいたします。

ご乗車時

ハンドル形電動車いすご利用のお客さまへ

  • ハンドル形電動車いす本体が直角路走行性能及び180度回転性能を満たすことをご確認いただいた上でお越しください。
  • 移動はお客さまご自身でお願いいたします。2km/h 以下の低速で、係員の案内や注意に従い、定められたルート以外は利用しないでください。他のお客さまや施設などに十分注意してください。
  • ホーム上ではホーム縁端部から離れ、停車する際は転落や流転のないようハンドル形電動車いすを線路と平行にし、ブレーキをかけてください。
  • デッキ付きの車両をご利用の場合、予定の列車の車両が変更や運休となった場合は、多目的室が利用可能な後続の列車をご利用いただくことになります。
  • 鉄道施設等の利用中にハンドル形電動車いすの利用が原因で発生した事故、紛争および器物の破損などについては、お客さまの責任においてご対応いただくこととし、弊社は一切責任を負いかねます。なお、弊社に損害が生じた場合は、お客さまに損害を請求することがあります。
  • その他の取扱いは旅客営業規則によります。