東京感動線

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様々なゲストが語る山手線ストーリー
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GOLDRUSH
TOKYO KANDO SEN WONDER CIRCLE STORIES

まち
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東京をぐるっと一周走る山手線は、世界的にもユニークな、地上を走る都心の環状線、歴史的・文化的に多様な個性の街と街、人と人をつなぐ、まさに「東京感動線」。

金曜日の夕暮れ時、J-WAVE 81.3FM GOLD RUSH内で18:30から放送されるこのコーナー、「TOKYO KANDO SEN WONDER CIRCLE STORIES」では、毎週一組のゲストに山手線沿線の想い入れのあるの場所とそのストーリーを語ってもらいます。
5月のゲストは後藤正文さん、アン・ミカさん、川谷絵音さん、藤井フミヤさん、いとうあさこさんです。

「品川乗り換え」の思い出

ミュージシャン 後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

ASIAN KUNG-FU GENERATION の後藤正文です。
私の山手線にまつわるエピソードというと、僕は一時期、神奈川の南の方、鎌倉とか逗子の辺りに住んでいました。
その時は、湘南新宿ラインもあったんですけど、横須賀線で品川まで出て、品川から渋谷に行ったり、恵比寿に行ったり、新宿に行ったり、割と電車を使ってレコーディングスタジオに行ったりしてたんので、わりと山手線に乗っていました。

もちろん帰りもやっぱり品川乗り換えで帰るわけですけど、横須賀線の終電が早くて、だから恵比寿とか渋谷とかで酔っ払ったりとかすると、ちゃんと品川で降りて乗り換え出来るか!? 緊張するわけですよね。
で、ちょっとお酒飲んでいると、小腹が空いてきたりして、そしたら乗り換えの時、品川に美味しそうな店あるの。
蕎麦屋とか、寿司屋とか、立ち食いのね。
で、食べに行って、乗り遅れそうになったり・・・。
まぁ、そういうことがありましたね。

あと品川駅は人が多くてね。
帰りの時間はそこまでドキドキすることなんてなかったですけれど、時々、早く行かなきゃいけない時とか乗ったりとかすると、結構ミュージシャンにとっては、ギターを持って割と混雑している時間の山手線に乗らなきゃいけない時の緊張感たるや(笑)。
だって、みんな真面目に働いている方々の中に入っていく・・・
僕らも真面目に音楽してますけど楽しいことも多いですからね。
さすがに満員電車の時間帯に乗るってことはないですけど、通勤ラッシュの終わりかけの時間だったり、ちょっと混雑してる時間だとドキドキしますね。

でも品川はいいですよ、サラリーマンの街ですけど。
時々、神奈川に帰るのが楽だから品川で友達とご飯食べたりとか、そういうこともあったりしてね。田町の辺りまで行くと飲み屋とか安くて美味しい所を沢山あるんですよね。お肉の市場とかもあるので変わった部位が食べられる串焼き屋とかありますよ。おすすめですね。

というわけで、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文でした。
 
 
 
 

私が上京して初めて住んだ街、田町

モデル・タレント アン・ミカ

実はですね、東京に出てきてすぐに住んだ田町ですね。
やっぱり品川が近くてすぐ大阪と東京行ったり来たりできるっていうのもあったのと、芝浦アイランドがあって高層ビル群があって、かっこいい!と思って
そこに住むこと決めたのですが、都会に住む恐怖もあったんですよね。
それで近くに商店街が欲しいと思ったら、田町の駅の一本入ったとこにちゃんと商店街があって。ちゃんと庶民的な所と両方あんねやという安心感。
オシャレなスポットとのバランスで住みました。

ただ、都会出てきてしばらく寂しかったので、ちょっとお酒の香りするアットホームな店探してたところ、
いい味出してる韓国料理屋を見つけまして。
そこの韓国料理焼肉に通うようになりまして、そしたら、そこのママがなんと私と同じ大阪の生野区の出身の方だったんですね。
それから、大阪から東京出てきたタレントさんとかお友達になんか会ったら
「いい店知ってる?」って聞かれて、田町の焼肉屋さんにお連れしてたんですけど、毎回みんなに言われるのが、「結局ここの店、来てるお客さんも雰囲気も大阪やん!」ということでね、「東京の特別な店に連れてって」って言われてるのに、大阪の懐かしい香りのする、めちゃめちゃ美味しい焼肉屋さんに連れてったというエピソードありますね。

私一回行くとね、しつこいというかずっと通うんですけれども、田町のイタリアンなんですけど。これも偶然なんですよ、そのお店は。
1人で私フラッと飲みに行ったり、フラッと食べに行ったりしたいタイプなんですね。
台本覚えたりするのにちょっと軽く自分の大好物のものを食べるために入ったイタリアン。
カウンターのイタリアンで、接客してくれた方が、なんと!大阪時代からの知り合いのモデルの男性だったんですよね。そこで店長さんされていてびっくりしまして、そこも未だに行きますね。

年輪ですかね、歳重ねると。あっちこっちで偶然とか。
フッと感じて入るって、やっぱり大事で。
私の場合は、たぶん直感的に人ととかご縁とか、そっちがすごくお店に対して深まるタイプ。

ということで、田町には私フラッと入ったところにハズレはないという、自分の中の自負があって。そんなエピソードかな。
ただ思い出というよりは、その思い出を未だに大切に東京生活をエンジョイしております。ということで、そんなアン・ミカの思い出の山手線沿線駅は田町でした。
 
 
 
 

僕が通い続ける街、新大久保

ミュージシャン 川谷絵音(ゲスの極み乙女。/ indigo la End /ジェニーハイ/ ichikoro)

新大久保によく行ってるレコーディングスタジオがありまして、そこにずっと通ってた時期がありました。
僕、その時、浜田山に住んでて、浜田山から渋谷に出て、渋谷からいつも山手線に乗って新大久保に行ってたんで、山手線っていうと、新大久保しか思い出さないぐらい(笑)

新大久保って楽器屋がめちゃくちゃあるんですけど、御茶ノ水よりも新大久保にあるお店が好きで、今でも新大久保は楽器を買いに行きます。
レコーディングの時、スタジオで煮詰まっちゃって、エンジニアさんと「新大久保に楽器を買いに行こう!」って楽器を買うことで、気を紛らわせたりとかしてました。

ハイパーギターズっていうヴィンテージしか置いてない楽器屋さんがあって、すごくマニアックな店が新大久保にあるんですよ。
そこのギターをひたすら弾いて、でもその時カードの上限額が物凄い低くて、そのギター買えないってなって、近くの銀行でお金降ろして現金でお金を払ったっていう思い出があります。25、6歳ぐらいの時かな。今でも全然行きますけど(笑)
韓国料理をほぼ毎日のようにレコーディング後に食べているうちに韓国料理がすごく好きになって、そこから普通に何にもない日も新大久保に行くようになって、
その時も山手線を使って行ってましたね。 

新大久保に「鳥一」っていうお店があって、そこのお弁当をいつもスタジオで食べています。そこの唐揚げ弁当、めちゃくちゃ好き!
いつも唐揚げ弁当しか食べたことなかったですけど、この前、「唐揚げ以外も食べてみよう」と思って、鴨の弁当を食べたら、鴨がめちゃくちゃ美味しくて、
そこからは「鴨」を食べるようになって、今は「唐揚げ」か?「鴨」か?って感じです。
他のメニューもあるので食べたいのですが、好きになったら、ずっとそのメニューしか食べれなくなっちゃうんで・・・
この前、3日連続でと「鳥一」食べました(笑)
本当、新大久保って感じです、僕は。
 
 
 
 

僕が上京して初めて住んだ街、「目黒」

ミュージシャン 藤井フミヤ

山手線の思い出というと、私、東京に初めて住んだのが目黒なんです。
当時はチェッカーズのメンバーとしてでした。
だから東京来たばかりの頃は、いつも目黒駅から渋谷へ行ったりとか、
原宿行ったりとかしてました。

あの頃の目黒は意外と都会っていうか、渋谷の次ぐらいで、今の恵比寿とか五反田よりもっと都会だったような気がします。
その後に恵比寿、五反田は開発が色々ありまして大都会になりましたけどね。最近、目黒駅も駅の隣にハイタワーが建ってかなり都会化していますね。
でもあの権之助坂を降りていって大鳥神社の辺りの風景というのは、そんなに変わらないような気がしますね。

今でも私は正月になると三社参りをするんですが、その三社参りの三つのうちの一つは目黒の大鳥神社でありまして、なぜかというと私たちチェッカーズが住んでいたのが大鳥神社の裏。
何かと売れる前からとにかくお参りしてたような記憶があります。
それでご縁を感じて未だに大鳥神社にお参りに行きますね。

あそこからのみんなで初めての日曜日だったのかな、目黒駅から山手線に乗って初めて渋谷に遊びに行ったことがあるんです。
遊びに行ったって言っても、何をしたってわけじゃなくて、ただ渋谷に行ってみるっていうね(笑)
初めて見る「渋谷のスクランブル交差点」。
あまりの人の多さにメンバーが
「お祭りか何かありよっとね?」とビックリ!(笑)
「いや、普段からこうだから!」
私は時々東京に遊びに来てたので、渋谷は何回か来たことあったんですよね。
まあそんなことで、私の思い出は「目黒」であります。
 
 
 
 

代々木が地元。こう見えて私、山の手育ちなんです。

お笑い芸人 いとうあさこ

今回、私の山手線沿線にまつわるエピソードということなんですが、私は代々木駅です。
私こう見えて山の手育ち、山の手ギャルだったものでして。
割と本当に山手線はいろんな思い出があるんですが、中でも地元と言ってもいいですね。
代々木はずっと小さい頃からよく遊びにいったり、なんだかんだしてた駅でして。
例えば「朝マック」。
今じゃ普通になりましたけど、昔、朝マックに初めてホットケーキが発売するぞってなった時に、興奮してすぐ日曜日の朝、父親と妹と3人で手繋いで
行列並びに行ったのも代々木駅。
中でも代々木はですね、私が初めて牛丼を買った場所。
中1とか中2くらいだったかな。
あの時代は女性が一人で牛丼を買うってちょっともう恥ずかしいことというか、お店入るのはもちろんなんですけど、持ち帰りも恥ずかしかったんですけど。
「牛丼?なんだそれ?食べてみたい!」という欲の方が勝ちましてですね、本当恥ずかしかったんですけど、下を向きながら牛丼を一つお持ち帰りで購入したのが代々木ですね。勇気出して買ったので嬉しく、うち持って帰ってきまして、それを居間のテーブルに置いて手を洗いに行って戻ってきましたら、なんかさっきとちょっと袋の感じが違うなんですね。
見ると、ちょっと牛丼の蓋がずれてて、あれ?と思って開けて見てみたら、まさかの上の牛が全部無くなって、米、汁の浸った米だけが残ってたんです。
あれ?と思ってバッと庭の方見たら網戸がちょっと開いてまして、外でうちの飼ってたビーグルのビーっていうワンコがいたんですけど、ビーがずっとペロペロ口の周り舐めてるんです。まさかと思って長い鼻っ面押さえて、口の周りの匂い嗅いだら、明らかに肉を全部食べてるという。
いや怒りましたよ。そりゃあ怒りました。
こっちは勇気出して買ってるんですから。
ただ待てよと、ちょっと考えてみてください。犬ですよ、犬。
そのワンコが自分で鼻っ面で網戸を開けて家入ってきて、袋を開けてさらに蓋をどかして肉を食べた後、蓋を戻して出てってるんですよ。すごくないですか!?
唯一、網戸を閉め忘れたっていうのがちょっとご愛嬌みたいなとこありますけど。
あれ!?もしかしてうちの子人間なんじゃないのかなって、マジでそんなことを考えたある日の思い出でしたね。
え?その後どうしたかって?
私、いとうあさこ、思春期あさこ、服を着替えてサングラスをして変装してもう一度買いに行ったというのは、ここだけのお話。
以上、私、いとうあさこの代々木牛丼ストーリーでした!

番組情報
J-WAVE 81.3FM:GOLD RUSH
毎週金曜 16:30-20:00 ON AIR


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