曲線美に魅せられる優雅な曲木家具


LOUNGE こもれびや四季島スイートなどに配されているのは、はっとするほどエレガントで美しい弧を描くテーブルや椅子。新緑色の布張りに、流れるようにカーブした曲木。樹木のように広がるラウンジの特別仕様の椅子の背柱は、東北の木々のシルエットを想わせる。
これらは国内唯一の曲木(まげき)加工の家具づくりを手掛ける秋田木工が、車両デザインを担当した奥山清行氏とタッグを組み、何度も試作を重ねて生まれたもの。この特別な列車のためにひとつひとつデザインが考案され、身体にフィットするようにその細部まで丹念に削りや曲げの加工を施した。デザイナーのセンスと熟練の技が見事に調和した家具がくつろぎの空間を彩る。