自ら立ち上げた研究の成果により、
大宮駅の快適環境を省エネ・低コストで実現。

佐藤 雄一郎Yuichiro Sato

大宮支社 設備部 旅客設備課(2009年入社)

志望動機

前職では派遣技術者として先進の開発環境に身を置き、技術力を高めるとともに、環境問題にも取り組むことでやりがいを感じていました。他社の取組みについて調べている中で、JR東日本も環境問題に積極的に取り組んでいることがわかり、また新幹線をはじめとする鉄道関連の技術開発にも興味を持ちました。その一方で、自動車の開発経験がどのように活きるのか不安でしたが、世の中にない技術の開発経験は必ず活かせると思い、志望しました。

私の仕事

大宮支社の設備部旅客設備課では、ホームドア導入を推進するプロジェクトをはじめ、バリアフリー設備や空調設備など、さまざまな設備の維持管理を行っています。そのなかで私は維持管理を担当し、最小コストで最適メンテンナンスを行う修繕計画の策定や進捗管理に、やりがいを感じながら取り組んでいます。また、現場第一線の技術開発を担う人材育成プログラムであるイノベーションカレッジに入学したときから取り組んだ研究テーマである「大宮駅コンコースの温熱環境改善に向けた研究」の成果を実行に移し、今年度は新幹線南コンコースの温熱環境を改善する冷房化工事を実施します。

一番印象に残っている仕事

イノベーションカレッジから続けてきた「大宮駅コンコースの温熱環境改善に向けた研究」を実行に移し、最適な冷房方法を導きだしたことです。大宮駅は設計から30年が経ち、暑さに対するお客さまの要望も変化しています。そこで、駅全体を測定することで、問題箇所を特定しました。今の技術であれば、「駅構内を冷やすこと」自体は簡単にできます。しかし、それだけではなく、エネルギー効率と快適性とコストのバランスを図り、最適な冷房方法を導き出せたときに、鉄道技術者としての喜びを感じました。

今後の目標

まずは、今メインで担当している大宮駅新幹線南コンコースの温熱環境を改善する冷房化工事を着実に進め、快適性、コスト、省エネルギーの最適化を実現することです。そして、大宮駅で確立した新たな冷房方式を他の駅にも広く展開し、より一層のエネルギー効率化につなげていきたいと考えています。その先には、機械部門だけでなく、駅やエリア全体を見据えた鉄道システムの省エネルギー化に取り組みたいと考えています。

前の勤務先での仕事内容
派遣技術者として自動車メーカーの研究所に3年間勤務し、自動変速機の先行開発を担当しました。海外で販売される自動車への搭載をめざし、設計から評価までの開発サイクルを通して燃費向上に取り組みました。
これまでのキャリア

職場名は当時のものを記載しています

  • 2009年4月

    大宮支社
    大宮機械技術センター

    支社管内のエレベーターや空調機器をはじめとする機械設備の工事発注・監督業務や、設備不具合の改善などの維持管理業務を担当。

  • 2015年4月

    研究開発センター
    環境技術研究所

    現場第一線の技術開発を担う人材育成プログラムであるイノベーションカレッジに第2期生として入学。環境改善・省エネルギーをテーマに「大宮駅コンコースの温熱環境改善に向けた研究」に従事。

  • 2016年3月

    本社
    設備部

    鉄道技術をより深く学ぶため、各系統の将来の技術部門の中核を担う社員を育成する制度である技術アカデミーに入学。イノベーションカレッジで取り組んだ研究を推進するとともに、鉄道システムに関する幅広い知識も習得し、専門分野を横断した人的ネットワークも構築。

  • 2017年3月

    大宮支社
    設備部 旅客設備課

    支社管内のエレベーターやエスカレーターの老朽取替計画の策定、工事契約などを担当。また、「現場第一線の技術開発」や「業務研究」などの業務改善活動の支援を担当。

応募者へのメッセージ
鉄道は総合技術で成り立っているので、現在他の分野で働いている技術者の方でもやりがいを感じながら仕事に取り組めます。また、イノベーションカレッジや技術アカデミーなど、公募制の人材育成プログラムも多くあります。当社は今、従来の枠を超えた挑戦を進めているので、あなたの提案が未来のJR東日本をつくる可能性も大いにあると思います。そんなやりがいのある環境が、あなたを待っています。
仕事紹介

大宮駅の温熱環境改善業務

調査・研究 大宮駅の温熱環境と空調設備の現状を調査し、改善が必要なエリアと最適な空調方式を検討・提案。
投資計画の策定 空調設備の老朽取替計画と組み合わせ、既存設備を活用した更新計画を策定して他部門との調整、予算準備などに取り組む。
設計・施工 計画にもとづき設計工事を発注して施工監理を実施。
施工後の確認 工事の完了後、温熱環境の改善効果、エネルギーの使用量、設備の稼働状況の確認を行い、必要に応じて設備のチューニング・最適化を行う。

(掲載内容は取材当時のものです。)

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