全員が入社後、一から始めるメンテナンス線路の仕事。
身につけた知識や経験を活かして地域に役立つ活躍ができる。

野村 祐介Yusuke Nomura

新潟支社 設備部 保線課(2009年入社)

志望動機

前職は地元の建設コンサルタントで、道路や河川・橋梁などの計画・調査・設計に取り組んでいました。前職では大きな業務の担当になるほどやりがいを感じてきたことから、よりスケールが大きく、社会性の高い施設を手がけるJR東日本で働きたいと思い、興味を持った職種は「メンテナンス(線路/土木)」でした。線路については知識がなく、メンテナンスや補修などの経験もないので当初は不安に思いましたが、土木構造物の計画・工事という業務はイメージできました。そして、前職の10年間で培った経験と仕事に取り組む姿勢は、どのような職種・業務にも活かせると考え、チャレンジを決めました。

私の仕事

踏切は、線路が唯一道路と接する箇所で、列車や駅を利用されない方々も多く通行される、とても社会性の高い施設です。法律にもとづいて国土交通省から改良の指示があったり、都市計画などにともない、自治体から拡幅や移設を要請されます。改良の実施に際しては、自治体や警察と協議を重ね、環境に適した安全対策に取り組みます。また、警報機や照明など、社内の他部署が管理する設備もあるため、関係箇所との調整も行います。社会性の高い仕事がしたいと思って入社したので、この踏切の仕事に対し、とてもやりがいを感じています。

一番印象に残っている仕事

1年間の計画で、長岡駅構内にある大きな踏切の拡幅工事を担当したことです。この踏切は、交通量が多いにもかかわらず歩行者用区画がなかったため、改善の法指定を受けました。歩道整備を目的とした工事でしたが、作業音に対する地域のみなさまのご理解が得られず、工事が進められなくなりました。工期の遅れは長期間通行を遮断するため、地域におかけする負担が多くなります。そこで、騒音防止工法の検討や現場との工期調整を行った結果、ご理解を得て工事を再開し、予定通り終えることができました。これにより、安全性の高まった新しい踏切をご利用いただくことができ、地域のみなさまから好評の声をいただいていると自治体から話を伺い、やりがいと達成感を感じました。

今後の目標

踏切は、信号通信・電力・運輸・営業など、さまざまな部門の社員の力が必要になる施設です。そこで、他部門の社員とも積極的にコミュニケーションを取り、お互いの立場を深く理解する力を身につけ、調整が円滑に進められる体制を整えていきたいと考えています。こうした取組みを続けることで、より良い結果、成果を残せるスキルを身につけ、設備部門の社員として、踏切に限らず「究極の安全」に役立てる仕事を実現し続けたいと思っています。

前の勤務先での仕事内容
10年間、地元の建設コンサルタントに勤務し、自治体の委託を受け、道路や河川・橋梁などの現地調査から、設計・構造計算・数量算出・報告書作成・予算管理などを担当しました。担当になった案件はすべての業務を任されるため、完成したときには大きな達成感とやりがいを感じていました。
これまでのキャリア

職場名は当時のものを記載しています

  • 2009年4月

    新潟支社
    長岡保線技術センター 線路科

    線路のメンテナンスを行う現場の安全を確保する監視業務、線路管理の検査業務を担当。

  • 2011年4月

    新潟支社
    長岡保線技術センター 企画安全科

    安全担当として、安全ルールの目的や現場に潜む危険の芽を確認し議論する事故防止検討会の開催、パートナー会社との意見交換などを定期的に実施。また、作業調整担当として、線路内作業が安全かつスムーズに実施できるよう、他系統箇所との作業調整を実施。

  • 2012年4月

    新潟支社
    設備部 保線課

    施設指令員として、運転手続きや作業調整業務を実施。豪雨・強風・大雪・地震など気象状況の変化にともない、管理を担当する技術センターに点検および災害を発見した場合の復旧作業を手配。運転の見合わせや再開など、輸送指令への運転手配を申請。

  • 2013年7月

    新潟支社
    設備部 保線課

    安全推進グループにて、事故防止を目的とした対策の企画・立案、実施計画の策定、安全パトロール、現場フォローなどにより現場での実態把握などを担当。

  • 2013年12月

    新潟支社
    設備部 保線課

    企画グループ踏切担当として、支社管内の踏切道の設備状況を管理。自治体や警察と連携して踏切道の事故防止を推進。自治体の要請を受け、踏切の拡幅や移設を行うための部外協議や調整を担当。その他、研修の企画・調整などを担当。

応募者へのメッセージ
線路メンテナンスは現場だけでなく、さまざまな業務があるので、文系・理系を問わず身につけた知識や経験を活かして活躍できます。しかも、鉄道事業独自の業務なので、全員が入社後、一から始める仕事です。知らないことがあっても当然なのです。どの業務もチームで進める仕事なので、先輩から学ぶこともできますし、必要なことは社内通信研修で学ぶこともできます。また、社員の教育研修制度もとても充実しています。必ず地域の役に立つという結果が目に見える、とてもやりがいある仕事です。さまざまな経験、経歴を持つみなさんに、ぜひチャレンジしてもらいたいと思います。
仕事紹介

「踏切の拡幅工事」の場合

協議の実施 自治体からの要請にもとづいて協議を開始。自治体をはじめ、関連各部署の担当者と現場を確認。社内で工事の内容・予算・工期などの計画を取りまとめ、自治体に報告する。
施工協定を締結 自治体、保線技術センター、他系統の担当者と実施内容の詳細を詰め、合意した内容で自治体と施工協定を締結する。
工事の推進 施工協定内容にもとづいて他系統の担当者と工事工程会議を開催し、進捗状態の確認や調整を行う。工事にともない発生した事項を自治体と調整し整理する。
しゅん功の確認 工事の完了後、出来ばえの確認(しゅん功検査)および工事費の精算処理を行う。
履行確認 自治体に対して、工事書類や現地成果物による工事内容説明を行う。履行確認後、契約にかかわる経費の精算を行う。

(掲載内容は取材当時のものです。)

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