ゼネコンで培った施工管理の知識を活かし、
大規模プロジェクトの業務効率化を推進する。

西村 嘉章Yoshiaki Nishimura

東京工事事務所 工事予算計画室(2011年入社)

志望動機

前職のゼネコンでは主に現場での施工管理に携わり、構造物の構築にやりがいを感じていました。一方、構造物の設計や工事発注までの協議など、プロジェクト計画段階の業務にも興味を持つようになり、JR東日本の中途採用の募集を目にして転職を意識しました。しかし、JR東日本の手がける工事は、新しい駅を造る、新しい線路を敷くというイメージで、経験してきた橋脚や水路、重力式ダムなどの現場工事とは異なる部分が多いため、転職の不安は正直ありました。それでも、14年間の前職で培った知識・経験は鉄道の建設工事でも活かせると思い、チャレンジを決めました。

私の仕事

工事費には、構造物そのものを構築する費用のほか、安全や品質を確保する費用などさまざまな費用も含まれ、工事発注担当者が算出します。私の仕事は、その工事費に無駄や無理がなく適正であるか、第三者の視点で審査することや、算出のルールを整備することです。審査は担当者と顔をあわせて行いますが、一緒に仕事をした後輩の算出内容を審査する機会がありました。ミーティングを重ね、精度が上がってきたときは、工事費算出の精度向上に貢献し、後輩の成長も促していることによろこびを感じるとともに、工事費の最終審査という非常に重要な役割を担っていることに、責任とやりがいを感じています。

一番印象に残っている仕事

JR新宿ミライナタワーの基礎工事発注を担当したときです。地盤調査の結果をもとに工法を決定して地盤改良工事を開始したところ、既存の鉄道構造物が持ち上がるという現象が発生しました。すぐにその現象を確認し、作業を中止して事なきを得ましたが、発見が遅れていたら、湘南新宿ライン、埼京線の運行に支障を来していたかもしれず、そのことを想像すると、全身からスーッと血の気が引いていきました。このとき、迂回などの処置が出来ない鉄道の難しさを思い知ると同時に、担っている役割の重大さを痛感し、安全・安定輸送に対する意識を改めて強く持ちました。

今後の目標

これまでの知識・経験から、工事を行うときに検討すべきポイントがいくつかあると感じています。今、その検討が行える立場になったことで、具体的な取組みを進め、ルールの見直しや、より一層の業務効率化を図ることで、プロジェクトを進めやすくしていきたいと思っています。また、駅改良工事などのプロジェクトでは多くの関係者と協力し、関係自治体を含めた携わるすべての人や、完成後にご利用いただくお客さまに満足していただくことで、誰にとってもWin-Winの関係が築けることをめざします。さらに、技術士などの資格取得を通じて、自らのスキルアップにも努めたいと考えています。

前の勤務先での仕事内容
14年間、ゼネコンで施工管理を担当し、主に橋脚や水路、重力式ダムなどの工事を担当しました。なかでも宮崎県延岡市に建設した重力式ダムは、初期段階から完成まで担当したことから、深い思い入れがあります。現場で仕事に従事していたので、構造物が目の前で出来上がっていくのを見るたび、やりがいを感じていました。
これまでのキャリア

職場名は当時のものを記載しています

  • 2011年4月

    東京工事事務所
    新宿ターミナル課

    基盤整備グループにて、現在、バスタ新宿がある新宿南口の新宿交通結節点整備および隣接するJR新宿ミライナタワーの基礎工事における発注業務、工程管理などを担当。

  • 2013年10月

    東京工事事務所
    渋谷ターミナル課

    地域整備グループにて、渋谷駅改良事業での社外協議、工事協定締結、工事および役務の発注業務、予算管理などを担当。

  • 2017年4月

    東京工事事務所
    工事予算計画室

    積算グループにて、工事費の審査、工事費算出マニュアルの改訂、研修計画などを担当。

応募者へのメッセージ
転職では、今まで慣れ親しんだ環境を離れることに勇気が必要です。でも、その先には、大きなやりがいが待っています。鉄道の建設工事は未経験の方が多いと思いますが、社会人として勉強したこと、経験してきたたくさんのことが、きっと活かせます。私の場合は、施工管理がそうでした。鉄道独自の制約条件やルールがあり、新たに学ぶことも多くありましたが、基本部分は活かすことができました。新たに必要なことは、研修や通信研修などを利用して習得することができます。この機会をぜひ活かし、チャレンジしてください。一緒に仕事ができる日を、楽しみにしています。
仕事紹介

「工事費算出の審査」の場合

工事費算出に関するルール整備 工事費算出に関するルールを改訂する。
工事費算出に関するシステムメンテナンス 工事費に関するマニュアルおよび使用しているシステムを更新する。
工事費算出に関する研修 工事費算出ルール、マニュアルの更新などに関する説明会・研修を実施する。
工事費の審査 各担当者が算出した工事費について、ルールに適合しているか、適正な工事費となっているかを審査する。

(掲載内容は取材当時のものです。)

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