開発意図の定義から始まるシステム開発。
安全性をさらに追求した次世代端末の開発に挑む。

真船 雄一郎Yuichiro Mafune

東京電気システム開発工事事務所 ATOS・計画 (2010年入社)

志望動機

前職の2社で取り組んだのは、主に定義された要求仕様の実現です。開発テーマは、モバイルや燃料電池車など技術的なやりがいを感じましたが、何のためにつくるのかという開発目的の不透明さが気になっていました。そこで、自分が仕様を決める発注者側の立場になりたいと考え、転職活動を始めました。世の中に役立つ開発をめざしていたことから、希望の転職先はインフラ系でした。その中から当社を選んだのは、習得したソフトウェア技術が、列車制御の分野に活かせるのではないかと考えたからでした。

私の仕事

ATOS(東京圏輸送管理システム)を構成する重要な機能のひとつである、保守作業管理システムの開発と機能変更を担当しています。
このシステムは、レールの修繕など、列車の運行に必要な設備の保守作業計画を管理し、作業者の安全を確保するために作業場所に列車を進入させない機能を持っています。従来、この管理は人手で行っており、そのため1日の作業件数には制限が設けられていましたが、システム化したことにより、1日1600件以上の保守作業を管理・実行することができています。このように、お客さまや作業員の安全確保になくてはならない機能を開発していることに、やりがいと責任を感じています。

一番印象に残っている仕事

現在、約3000台が稼働している保守作業用ハンディ端末を開発したときです。信号担当として旧端末を使用した経験をもとに開発を推進しました。運用を開始すると、使い易さが高く評価されました。ところが、搭載機能について、線路メンテナンスや土木などの他系統から次々に改善要望が入ったのです。その時気づいたのが、私自身、信号以外の作業実態をつかんでいなかったことです。この事から、「誰が」「どのような状況で」「どう使うのか」というニーズの把握と、ニーズを製品に反映させるための、開発工程管理の重要性を実感し、その後の開発では、つねにこれを意識して取り組んでいます。

今後の目標

短期的な目標は次世代の保守作業用ハンディ端末の開発です。ユーザーとの定期的な打ち合わせなどで集約した意見から、機能の積み残しがなく、誰もが使いやすい端末を開発したいと思います。また、保守作業に詳しくなった一方、ダイヤや列車制御の知識は基礎から学ぶ必要があります。その知識を深め、ダイヤをつくる人のニーズを理解し、柔軟な列車の運行を可能にするシステムを開発したいと思っています。その結果、お客さまにとってより便利で、安全で安定した輸送サービスを提供できるよう、システム面から支えることが今後の目標です。

前の勤務先での仕事内容
大学院を修了後、システム開発会社に4年間在籍し、携帯電話の交換機システムを開発。その後、自動車部品メーカーに移り、燃料電池車の発電制御やクルマの自己診断プログラムなどの仕様検討から開発、試験、ユーザー調整などに携わりました。
これまでのキャリア

職場名は当時のものを記載しています

  • 2010年12月

    東京電気システム開発工事事務所
    東京電気システム工事区

    信号担当として、武蔵野線新座駅の貨物ターミナルにある旧型の連動装置を、新たに電子連動装置に変更する業務を担当。

  • 2012年7月

    東京電気システム開発工事事務所
    ATOS・計画

    ATOS(東京圏輸送管理システム)の保守作業管理機能の開発や機能変更、保守作業用端末開発、導入時の技術支援や教育などを担当。

応募者へのメッセージ
自ら仕組みを考え、意義と意図を定義し、要件を固め、予算の確保から開発、導入までのすべてにかかわれる醍醐味があります。業務に必要な知識は、社内研修などで習得できるので、安心してください。社風はおそらくあなたが想像する以上に柔軟で、やりたいことに取り組めます。実力を試したい、発揮したいという人には絶好の環境です。
仕事紹介

保守作業用端末の開発・改良

開発内容の具体化 本社や支社の施設担当者から寄せられる要求も踏まえ、十分な機能を実現する企画を立案し、運用面も考慮して関係者と調整して開発内容を具体化。
要求仕様の策定 具体化した開発内容にもとづき、機能に対する要求仕様を策定。
機能開発 要求仕様をメーカーへ伝え、機能仕様や開発進捗を管理。また、引取り試験などを通じ、成果物の品質を確認する。
開発した製品の導入 開発した機能とその使い方を、運用に即した形で説明し、使用開始する。

(掲載内容は取材当時のものです。)

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