駅移設工事を主導した経験が
鉄道信号技術者としての大きな自信に。

小林 敏晃Toshiaki Kobayashi

長野支社 設備部 信号通信課(2010年入社)

志望動機

以前勤めていた会社はある領域でNo.1ブランドを持っていたメーカーですが、時代の変化にともない開発投資が少なくなったことから、新しい環境で力を試したいと考えるようになりました。そして次の職場でも従来と同じように、お客さまの役に立ち、喜ばれる仕事をしたいと考え、鉄道業界に興味を持ちました。JR東日本に対する当時の印象は、先進技術に取り組む大企業というものでした。新幹線や列車の制御に興味がわき、培ったネットワークやモータ制御の知識などが活かせるのではないかと考え、応募しました。

私の仕事

長野支社管内の全線区を対象に、鉄道信号設備の安全対策を強化する工事計画の策定から実施の進捗管理、さらに予算の管理なども行っています。たとえば、踏切の無しゃ断事故防止対策を行い、踏切事故のリスクを低減することも、そのひとつです。また、お客さまが誤って線路に転落されるなど、緊急時に列車を止める列車防護スイッチをホームの目立つ場所に設置することも、重要な取組みです。こうした工事によって信号設備の弱点箇所が減り、安全・安定輸送に貢献できることが仕事のやりがいであり、大きな意義も感じています。

一番印象に残っている仕事

2013年から3年間取り組んだ、北陸新幹線の延伸にともなう在来線飯山駅の移設です。駅をご利用いただきながら、300m先に新設される新幹線駅まで移設した例は支社管内にほとんどなく、工事計画の策定は試行錯誤の連続でした。そのなかで切換工程を細かくわけ、信号設備の移設・新設を繰り返しながら、より安全で故障しにくい設備をつくるノウハウを習得することができました。旧駅から新駅への切換えが完了したときは、鉄道信号技術者としての成長を実感することができ、大きな自信になりました。また、新駅の誕生で観光のお客さまが増え、地域の活性化に貢献できたことに、やりがいも感じました。

今後の目標

当社では今、無線式の列車制御システムの導入を積極的に進めるなど、設備やシステムのあり方がどんどん変化しています。また、これからの日本は少子高齢化が本格化し、鉄道事業を取り巻く環境も大きく変わってきます。こうした時代の流れを的確にとらえて、安全・安定輸送を効率よく、低コストで維持できる仕組みを考え、導入していきたいと考えています。そのためには、鉄道信号設備について、より広く、より深い知識が必要になります。そこで現在は「鉄道設計技師」の資格取得をめざし、時間を見つけて勉強に取り組んでいるところです。

前の勤務先での仕事内容
グローバル展開するエレクトロニクスメーカーに9年間在籍しました。視覚障がい者向け図書再生装置の筐体・外装設計のほか、研究開発センターではアクチュエータやドライブレコーダー開発を担当し、製品化に際しては組込みソフトも設計しました。
これまでのキャリア

職場名は当時のものを記載しています

  • 2010年4月

    長野支社
    長野信号通信技術センター 長野メンテナンスセンター

    入社時研修で、信号の仕組みと役割についての知識を習得。その後、配属先では列車の安全・安定輸送を支えている信号設備の保守・管理を担当。

  • 2013年1月

    長野支社
    長野信号通信技術センター 設備近代化プロジェクト科

    中央東線の運行管理装置の取替と、北陸新幹線延伸にともなう在来線の飯山駅移設を担当。

  • 2015年3月

    本社
    電気ネットワーク部

    将来の技術部門の中核を担う社員を育成する技術アカデミーに入学し、本社に1年間所属。鉄道システムの講義・実習や課題研究などを通じて、より深い知識の習得を図るとともに、「微細穿孔板を用いた新幹線デッキの静音化」や「信号設備におけるバッテリーの管理手法」の研究に従事。さらに、専門分野を横断した人的ネットワークも構築。

  • 2016年3月

    長野支社
    設備部 信号通信課

    鉄道信号設備の設備強化や安全対策を実施するための工事計画の策定から予算管理、進捗の管理などを担当。

応募者へのメッセージ
鉄道信号は列車の安全・安定輸送を支える、とてもやりがいのある仕事です。業務に必要な知識は教育プログラムが充実していて、入社後でも十分習得することができますので安心してください。最近では鉄道信号設備の電子制御化が進んでいるため、電気だけでなくソフトウェアの知識も必要となってきています。プログラミング経験などがあれば、今後の活躍の場は広がっていくと思います。地元やお世話になった地域を盛り上げるためにも一緒にJR東日本で働いてみませんか。熱い思いをもったみなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
仕事紹介

鉄道信号工事の場合

工事計画作成 踏切事故防止など安全対策にかかわる事項について施工内容や施工箇所、予算などを決めて工事計画書を作成。
予算要求 作成した工事計画書にもとづいて予算要求を行う。
設計・施工 工事計画書にもとづいて工事設計を行い、工事施工をパートナー会社に依頼。
完成 工事の完了後、施工内容の検査・確認を行う。

(掲載内容は取材当時のものです。)

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