PROJECT NEXT10(生活サービスビジョン)

PROJECT NEXT10(生活サービスビジョン)

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PROJECT 1
駅ナカ×シェアオフィス
STATION WORK

PROJECT 1 駅ナカ×シェアオフィス STATION WORK 中島 悠輝 2010年入社(総合職)

INTERVIEW1

駅ナカ×
シェアオフィス
STATION
WORK

中島 悠輝

YUKI NAKASHIMA

  • 事業創造本部
  • 新事業・地域活性化部門
  • シェアオフィスPT
  • 2010年入社(総合職)

MISSION

駅ナカにシェアオフィスを展開する「STATION WORK」プロジェクトは、中島本人が発案し具現化したものである。その第1弾が、個室型の「STATION BOOTH」。このわずか1年で、チームのメンバーを集め、会社から実行の承認をもらい、ブースの製作を手配し法令面の認可を乗り越え、東京・品川・新宿の3駅での実証実験にまで至った。これで足を止めることはなく、2019年度8月にローンチし、現在約50箇所(2020年12月時点)の展開を行っている。更に2025年度中の1,000箇所展開をめざして今も走り続けている。

プロジェクト発想のきっかけは、働き方改革の広がりだった。

プロジェクト発想のきっかけは、働き方改革の広がりだった。

「オフィスビル」。それが中島が、意識して歩んできた道だった。
「駅ビルや駅ナカ、ホテルなどに比べ、JR東日本のオフィスビル事業は目立たない存在かもしれません。でも私は、仕事のベースとなるオフィスを、移動やショッピング、飲食、休息などの施設と一体となって展開できることに、当社のオフィス事業の魅力を感じました」
入居企業への現場対応、所有するビルの維持管理、ビル開発の戦略立案および実行と、経験を重ねるごとに業務のスケールを大きくしてきた中島だが、今、新たに取り組んでいるのが「1人用」の「駅ナカ」のシェアオフィスである。自身で発案し「STATION WORK」プロジェクトとして実現した。

「きっかけは働き方改革の広がりでした。便利で設備の整った大型ビルの需要は底堅い一方、自分のオフィスで仕事しなくても良いという意識も浸透してきたわけです。このニーズにも対応すべきではないか。またJR東日本の一員として、駅の新しいサービスを生み出したいという気持ちもあり、駅ナカのシェアオフィスに思い至りました」
場所が限られる駅ナカに設けるには、遮音性を備えた個室型のブースから始めるべきではないか。それを作れるメーカーはあるのか。1人で調査を続ける中で望み通りのブースメーカーと出会い、中島はプロジェクトを一気に加速させた。

有志が集まり、発足から1年で具現化したプロジェクト。

有志が集まり、発足から1年で具現化したプロジェクト。

「STATION WORK」プロジェクトがユニークなのは、正規の組織ではないことにもある。20%チャレンジの枠内で、本部内の各部署から有志のメンバーが集まり推し進めている。
「5人ほどのチームですが、オフィスビル事業以外の事業戦略や総務など色々な部署のメンバーがいます。日頃の雑談などを通じてチームが形になったのが2017年の冬頃。皆で手分けして建築基準法や消防法など法令面、システム的な課題をクリアする素案をまとめ、正式な会議に諮ったのが2018年の6月でした。ここで承認され予算もついて、11月からの実証開始に行き着きました」
有志が集まりチームができてから、事前調査を進めて提案内容を固め、承認されて実証実験を始めるまでわずか1年ほど。

このスピード感にも驚かされる。実証実験は2018年11月~2019年2月の約3ヵ月間、東京・新宿・品川の3駅に「STATION BOOTH」と名づけた個室ブースを4台ずつ設置して行われた。
「個人情報を扱う営業職の方が移動の合間に作業したり、資格取得の勉強、学校の宿題、お化粧直しなどという利用法もありました。使った感想としては、駅ナカにあって便利、遮音性や居心地が思ったより良かったなど、ポジティブなものが大半でした」
実証実験で得たデータを分析してサービス内容を磨き、2019年8月に事業ローンチした。開業1年足らずで約50箇所へとスピーディーに展開拡大。コロナ禍によるテレワークニーズの高まりも相まって2025年度1,000箇所展開と大きな夢を描く。

FUTURE

「STATION BOOTH」の実証実験で、このブースの可能性をあらためて感じました。プライバシーやセキュリティが確かで、オンライン機能も備えていることから、遠隔医療や金融・不動産契約に関わる施設としても活用できそうなんです。テレビ会議のシステムを誰もが手軽に利用できるようにする、といったイメージでしょうか。これが実現すれば、地方の駅にも新たな価値を加えることができます。今の職場に来てから、視座が一段高くなった気がします。オフィスを軸にしつつも、暮らしのあらゆる場面に便利さや楽しさを提供できないかと考えるようになりました。
また、コロナ禍における生産様式の大きな変化に対しても、お役立てしていきたいと思っています。STATION BOOTHは密を避けて安心・安全に執務ができる空間です。スピーディーに1箇所でも多くのSTATION BOOTHを設定し、社会課題解決に取り組んでいきたいと思います。

FUTURE

PROFILE

グループ会社や東京支社でオフィスビルの営業や維持管理などを経験し、現在の事業創造本部での本業はオフィスビルの商品企画等を担当。60億円規模のバリューアップ事業をまとめている。オフィスビルデベロッパーとして当社独自の地位を確立することをめざしている。「この仕事に大切なのは、固く言えば知的好奇心、言い方を変えればミーハー精神」と話す中島が大学時代に所属していたのは、ストリートダンスのサークル。

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