TECHNOLOGY 仕事を高度化する取り組み

TECHNOLOGY 仕事を高度化する取り組み

01

メンテナンス × CBM
~先端技術を活用した
技術革新の取組み~

OUTLINE

CBM
(状態基準保全:Condition Based Maintenance)

鉄道輸送を支えているのは車両及び各種地上設備のメンテナンス部門であり、お客さまに良質なサービスを提供すべく、それらの適正な維持管理に日々努めています。鉄道設備の保守はTBM(時間基準保全:Time Based Maintenance)と呼ばれる定期的に検査や保全作業を行う方式を基本としてきました。これに対しCBMは、トラブルや事故の予兆を把握することで設備故障が発生する前等の適切な時期に保全作業を行い未然の故障防止を図る方式であり、「究極の安全」の実現やメンテナンス部門の生産性向上にも繋がります。JR東日本では近年著しい進歩を遂げているセンシング技術やICTを活用し、メンテナンス部門におけるCBMの展開を目指しています。

CBM(状態基準保全:Condition Based Maintenance)

TECHNOLOGY

線路のCBM

将来の労働人口の減少を見据えた仕事の仕組みづくりに挑戦するため、ICT等の先端技術やビッグデータを活用し技術革新に取り組んでいます。

線路のCBM

軌道状況をモニタリングする装置

軌道変位モニタリング装置

線路の歪みを測定することで、タイムリーな補修作業ができ、乗り心地向上や効果的なメンテナンスが期待されます。

軌道変位モニタリング装置を活用して得られる線路の歪み量の予測イメージ図

軌道変位モニタリング装置を活用して得られる線路の歪み量の予測イメージ図

軌道材料モニタリング装置

マクラギ1本1本を高速で撮影するだけでなく、レールの締結装置や継目板ボルトなど軌道材料の状態を細かく撮影することができます。

軌道材料モニタリング装置を活用した軌道状態の確認

軌道材料モニタリング装置を活用した軌道状態の確認

車両のCBM

走行中の車両の機器状態を常時モニタリングすることで、車両から得られるビッグデータを活用・分析し、自動で機能確認、機器の劣化・寿命把握、異常の把握を行います。
CBMにより故障の未然防止とメンテナンスの効率化を図り、輸送の安全性・安定性向上を実現します。

E235系でCBMを開始、その他車両についても実用化を検証中

E235系でCBMを開始、その他車両についても実用化を検証中

INTERVIEW

INTERVIEW

吉岡 祐美

YUMI YOSHIOKA

水戸支社 設備部
工学部社会基盤学科 卒
2017年入社

AI(人工知能技術)等最先端技術を活用し、
線路のメンテナンス業務を革新していく。

線路部門では、列車の安全で快適な走行を支えるために7,400kmに及ぶ線路のメンテナンスを行っています。これまでは、実際に人が線路を歩いて点検等を行っていましたが、検測装置や撮影装置を営業列車に取り付け、線路状態を高頻度で「モニタリング」することで、ビッグデータを活用した線路管理が可能となりました。今後はAI(人工知能技術)を活用しさらに効果的なメンテナンス手法を構築するともに最新技術を活用して、さらなるメンテナンスの効率化に挑戦していきます。

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