9 ホームでのお客さまの転落や列車との接触を防止する対策としてホームドアの整備を進めており、2021年度末までに山手線、京浜東北・根岸線を中心に80駅(線区単位92駅※)183番線でホームドアの整備を完了しました。 これまで、2032年度末頃までに東京圏在来線主要路線の243駅(線区単位330駅)への整備を目標に、主要な番線660番線程度の整備を優先してきましたが、さらなる早期整備が求められていることから、今後は主要な番線以外も含めた東京圏在来線主要路線の244駅(線区単位330駅)758番線に整備対象を拡大し、また、軽量型の「スマートホームドア®」の導入や設計荷重の見直しなどによる工期短縮を図ることで、従来より1年前倒しした2031年度末頃までの整備を目指していきます。※線区単位の具体例:有楽町駅の場合、山手線、京浜東北線の2駅となります。■エレベーター等の整備による段差解消 「バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)」対象の駅を中心に自治体等と協力して整備を進めています。2022年3月末現在、整備対象514駅に対して485駅(94.4%)で整備が完了しています。2031年度末頃までにホームドアの整備を予定している線区(2022年4月時点)■車いす等をお使いのお客さまがご利用しやすい環境の整備 車両とホームの段差縮小のため、ホームドア整備に併せてホームのかさ上げを行っています。また、車両とホームのすき間縮小のため、山手線、京浜東北・根岸線、横浜線、中央・総武線各駅停車、常磐線各駅停車などの一部駅のホーム先端(各ホーム2箇所)に「くし状部材」を設置しています。 また、中央・総武線各駅停車を除く上記線区の一部駅では、ご自身での降車をご希望のお客さまには、降車駅への連絡を省略することで、乗車駅での待ち時間短縮を図っています。従来型のホームドア(中央・総武(各駅停車)線 千駄ケ谷駅)スマートホームドアR(常磐(各駅停車)線 馬橋駅)くし状部材私たちの取組みを動画にしました! ホームドア 駅のバリアフリー化ホーム上の安全性向上06
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